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「臓器」が売り物になるという認識。
これによって、あくどいことを考える


 「腎臓を売れ」「肝臓を売れ」。これは、借金取り立て時のヤミ金などの常
套句である。病院でも、同じような事が起こった。それは身元確認の不備から


【"ドナー"を悪用する】

 宇和島徳洲会病院は、患者の「妻の妹」名乗った臓器提供者(ドナー)につい
て、保険証を見て、担当医が確認したが、ウソを見抜くことは、出来なかった。

 しかし・・・

 このような「臓器売買」のケースは、他にも、たくさん存在するという。そ
の背景には、身を切って、臓器を提供してもらうのだから、お礼をするのは、
親族間であっても、当たり前だろうという患者側の心情がある。

 日本移植学会によると・・・

 国内で、昨年、実施された生体腎移植は、834件。その中で、非血縁者間
は、25%を占めるが、ほとんどは、夫婦である。今回、問題が発覚した宇和
島徳州会病院は、夫婦以外も、受け入れる数少ない病院の1つだった。

 だが、夫婦でもない非血縁者が、「臓器提供」を申し出るということは、裏
に何かがあると、勘ぐるのが、普通だという気もする。どうして、そんなリス
クを、その人が負うのか?"金銭絡み"と考えるのが、ごく自然かも知れない。

 それらを示すように・・・

 同じような体制の病院が、他にもあることが、次に挙げるアンケートにより、
浮き彫りになった。調査は、日本移植学会の集計により、行われた。

 対象は、2005(平成17)年に、10件以上の生体腎移植をした22病院。
その内、18病院から、回答を得ている。宇和島徳州会病院(32件)は対象外。

 回答した病院の実施数は、計429件(全体の約51.4%)。
───────────────────────────────────
 ●保険証だけで、ドナーの身元確認をしている 5病院(28%)

 ●保険証に加えて、親子で受け継がれる白血球の型(HLA)の検査や、
  血液検査までしている 8病院(44%)
───────────────────────────────────

 この中の・・・

 東京女子医大病院は、過去に、確認過程で、「身元偽装」が判明したケース
があると、回答。この場合、家族構成に関し、患者とドナーの申告を照合した
際に、食い違いが、見つかったとのことである。

 日本移植学会の倫理指針は・・・
───────────────────────────────────
 ●生体臓器移植のドナーは、6親等以内の血族と、3親等以内の姻族の親族
  に、限定している。

  親族以外の場合は、倫理委員会で、個別に承認を得るよう規定されている。

  *今回の件を受けて、倫理指針の見直しも、検討しているようである。
───────────────────────────────────

 一方、米国では、こんな論文も・・・

 生体腎移植の提供者に、「金銭が支払われるような仕組み」を、立法化すべ
きだとの論文を、米エール大の移植医、エイミー・フリードマン准教授が、英
医学誌に、発表した。

 同准教授によると・・・

 米国では、2005年に、6500回(日本の約7.8倍)あまりの生体腎移
植が、行われた。だが、その10倍の約6万5千人が、腎臓移植を待っており、
平均の待ち時間は、2〜4年に及ぶなど、臓器不足が深刻化している。

 米国でも、日本と同様に、提供者への金銭の支払いは、違法である。しかし、
他方、移植で、病気が回復した患者や手術した医師、病院などが、利益を得て
いるのに、提供者だけが、法的に利益を得ることが出来ないという問題もある。

 倫理面に関しても・・・

 血液や精子、卵子の売買は、米国では、合法で、代理出産や売春行為も、一
部の国や州で認められていると、フリードマン准教授は、指摘する。

 危険性の点でも・・・

 生体腎移植は、副作用で、10万人に30人が死亡する(0.03%)とされ
るが、この数字は、代理母に比べても、極端に、高いわけではないと指摘。

 さらに、同准教授は・・・
───────────────────────────────────
 「政府の管理下で、提供者への報酬も、統一すれば、違法な売買はなくなり、
  公平さが増し、安全性も向上する」と、話している。
───────────────────────────────────

 良くも悪くも、米国の5〜10年後を、追い掛けている日本。フリードマン
准教授が、指摘するよう「提供者だけが、不利益を被っている」という考え方
は、症例が増えれば増えるほど、日本でも、今後、加速して行くように、思う。

 個人の倫理観を当てにしていては、「臓器売買」という問題を、野放しにし
てしまうことになる。日本移植学会も倫理指針だけに、手を付けるだけではな
く、もう一歩、突っ込んで、「提供者への報酬規定」も検討してはどうか?

 また・・・

 病院側に対しても、臓器移植に関しては、「保険証」だけの身元確認だけで
はなく、親子で受け継がれる白血球の型(HLA)の検査や血液検査までを、
完全に、義務付ける必要がある。

 特に、宇和島徳州会病院のように、夫婦以外でも受け入れるところは、尚の
こと、徹底することが、肝要である。金かねカネの世の中は、やだが、ドナー
には、患者の心情も考慮に入れ、それなりのお礼を、すべきであろう。


  **そこに隠された真実とは・・・→ http://tinyurl.com/p7arq

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