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新年から心暖まる「2つの気遣い」に感動


 新年早々、20代の若者2人から、心暖まる気遣いを受けて、幸せな気分。

 1人は、会社の後輩。違う職場だが、場所が近いので、会社の車を共同利用。

 会社の車はガソリンの実費精算。帰りに運転する私が、精算することが多い。

 それを・・・

 気遣ってくれた彼は「いつもガソリンの給油、有り難う御座います」と言い、

 1000円札を差し出してくれた。彼の心遣いをとても嬉しく感じつつ私は、

 「有り難う。でも、会社で実費を返してくれるから、大丈夫だよ」と応えた。

 2人目は・・・

 いつも利用するセイコマ(セイコーマート=道産コンビニ)のあんちゃん2。

 何故、あんちゃん2?それは、あんちゃん1とあんちゃん3も存在するから。

 日勤最終日の23時前頃には、必ず寄る。どうしてか?腹が減っているから。

 理由・・・

 日勤3日間の食事は、職業柄、眠気を防止するため「少なめに摂っている」。

 ある意味、「ボクサーの減量」みたいになっている。だから、最終日腹減り。

 そのしわ寄せが、最終日の夜にやってくるのだ。私の待ちに待った「晩餐」。

 けれど・・・

 最近、分かったことだが、セイコマでは「23時期限の弁当」が多いらしい。

 丁度、私が行く頃には、商品は下げられ、レジを通らないように操作される。

 近頃、私が好んでいる「1日2品の一膳飯」は、残念ながら操作対象になる。

 しかし・・・

 その夜は違った。もう23時になんなんとしているのに、「一膳飯」アリ。

 それもかなりの量である。どうしたのかなと思いながらも、即かごに入れる。

 そそくさと買い物を済まし、レジへ急ぐ。そこには浮かぬ顔のあんちゃん2。

 どうしたの・・・

 「23時を過ぎたら、やはりレジを通りませんね。残しておいたのですが」

 「俺のためにわざわざ残しておいてくれたんだ。有り難う、嬉しいよ本当」

 「今度からは2つだけ、先に打っておきます。後で、訂正は利きますから」

 いつ来るか・・・

 分からぬ俺のために、こんなに気遣ってくれるあんちゃん2。じ〜んときた。

 セブン、ローソン、サンクス、ファミマ数々コンビニあれど、俺はセイコマ。

 特に、ここのセイコマは、昼間のおかあちゃん達も含めて、心遣いが最高。

 それにしても・・・

 時間が来たというだけで、いとも簡単に、「廃棄されてしまう食い物」達。

 少し前に、セブンでも、「弁当の見切り販売(値引き)」で、揉めてたよね。

 本当に、「もったいない」よ。まだ、充分に食することが、出来るのにねぇ。

 確かに・・・

 商売として、考えた場合、期限切迫といえども、一旦価格を下げてしまうと、

 消費者は、その価格を記憶してしまい、今度は、普通の価格が高いと感じる。

 それ以降は、価格を下げないと、購入してくれない比率が、上がってくる。

 でもねぇ・・・

 それなら、安くなった弁当以外のものを、ついでに買ってもらう企業努力を、

 したらいいんでないの?そうしたら、トータルで販売を黒字にする事も可能。

 それに、企業は"社会貢献"も大事。廃棄の問題をもっと真剣に取り組むべき。

 日本全国で・・・

 コンビニは、4万2千店舗余(2009.11現在)。スーパーも3万店舗近くある。

 弁当や惣菜以外にも、これらから「廃棄される食い物」の量は膨大であろう。

 1日でも相当な量なのに、それが365日になったら…。天文学的な数字。

 今や・・・

 「もったいない」が「MOTTAINAI」として、認知されつつある。

 「景気」「株」「為替」など、日本は、窮地に陥るとこれらに救いを求めた。

 けれど、「経済」「お金」に縋り付いた結果が、今の暮らしにくい日本だ。

 一方では・・・

 「食い物」にも困っている人達が大勢いるのに、もう一方でこんな大量廃棄。

 不均衡な世の中である事は、間違いない。資本主義の行き着く先がコレ?

 これからも、国の根本に「経済」を据えるのなら、暮らしやすくはならない。

 仮に、今すぐ・・・

 「景気」「株」「為替」などが全て好転し、「経済」が良くなったとします。

 それこそ、一時の「バブル」の様な状況です。また、人々はこの世の春と、

 浮かれてしまうのでしょうか。再び、同じ過ちを、繰り返してしまうのか。

 この様な・・・

 「好況」から学ぶ事は少ないですが、今の様な「不況」から学ぶ事は多い。

 「不況」から学ばずして、「好況」を望むのは、それこそ「もったいない」。

 だから、「好況」ならずとも、暮らしやすくするのが、新政府の勤めです。

 どうせ・・・

 「仕分け」をするのならば、全国で無駄になっている「食い物」もすべき。

 人間にやれなければ、「家畜」にでもやれば?とお思いでしょうか、貴方も。

 新型インフルの元が「豚インフル」。「鳥インフル」も未だに脅威の的です。

 そう言えば・・・

 20年位前迄は、豚鶏も「残飯農業」等と言って、育てていた畜産家も存在。

 それこそ、学校の給食等の残りを貰って、それを豚鶏の餌に充てていました。

 でも、手間が掛かる事や近隣に臭いが充満する苦情などから、ほとんど消滅。

 昨今では・・・

 上記のような「人畜共通感染症」の問題も声高に叫ばれるため、人間以上に、

 衛生管理が厳しくなり、おいそれとは「廃棄の食物」を使えなくなりました。

 もし、使って、「人畜共通感染症」等を引き起こしたら、それこそ死活問題。

 こういう理由で・・・

 家畜などにも、持って行けない状況です。それでも、全国で「廃棄食物」は、

 年間で、1900万トン。金額ベースにすると、11兆円にもなるそうです。

 コンビニ、スーパーだけじゃなく、レストランや家庭だって、どんどん放出。

 ゆえに・・・

 非常に「広範囲に渡る問題」です。企業はもちろん、私達も深慮すべきです。

 少なくとも食料自給率が40%程度の国が、こんな「もったいない」状態を、

 これ以上、放置しておいてはいけません。私達も、先ずやれるところから。

 廃棄11兆円なのに・・・

 第一次産業(農業(畜産含む)、林業、漁業、鉱業)全体の収入=約10兆円。

 自給に勤しんでくれている側よりも、捨てる側の方が、1兆円も多いのです。

 これも日本社会の「不均衡の象徴」ですね。賄う側の心が如何ばかりものか。

 どんなに・・・

 時代が進んでも、ダイエットや車本体よりも、「食物を大切にする心や態度」

 「物を大切にする心や態度」の方が、大事でしょう。最近、失われているよ。

 「消費最優先」は日本の経済を育てたが、「心」を置き去りにしてしまった。

 その結果・・・

 出て来てしまった物が、「11兆円もの廃棄食物」。言わば、「心の残骸」。

 それだけに、俺は、あんちゃん2の何気ない気遣いが嬉しい。例え、2品と、

 雖も、「食物」と「心」両方を取り戻した気がするから。これからも宜しく。

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