毒舌!医療と生物をやさしく読み解く入門

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やさしく読み解く入門」


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もう、訴訟という名で戦わせないで


 面白いもんで、年末は少し沈みがちだった気持ちが、新年が明けると解消す。

 心なしか辺りも明るく見える。人間というのは心に左右される動物の様です。

 今から33年前・・・

 私は初めて、親元から離れて生活する事になった。神奈川県相模原市上鶴間。

 自分で下宿を決めて来た迄は良かったが、大学からは何と小田急で40分弱。

 今思い起こしてみると、学生課の女性が「北海道の人だから、少し遠くても」

 そして・・・

 その時、偶々、上鶴間の下宿の大家さんが来ていた。既に80歳近かったと。

 その後、彼が運転する深緑のカローラで、目的地である下宿まで、向う事に。

 恐らく、築30年以上で、木造の建物は可なりガタが来ていた。共同便所だ。

 4畳半に・・・

 小さいガスコンロを置けば、もう一杯の流し。後に部屋は移動するが4年間。

 何故か、私はこの下宿にご厄介になる事になる。直ぐに友達が出来たからか。

 その友達も、殆どが近くに移動する事はあっても、引越さなかったよなぁ〜。

 件の大家さんが・・・

 余り五月蝿い事を言わなかったので暮らし易かったのかも知れない。何かね。

 勉強はしなかったなぁ〜4年で卒業出来たのが不思議な位。部屋には役満札。

 暇さえあれば、麻雀に勤しんでいた。友達の友達は皆友達で札幌友も一緒に。

 おかしかったのは・・・

 俺が札幌に帰省したのにも拘わらず、出稼ぎで都内に出ていた札幌友は合流。

 俺がいない間も、下宿友と麻雀をやっていた。何か、今思い出しても笑える。

 この頃は、どういう訳か、いいともばりに「友達の友達は皆友達」だったよ。

 その下宿友の一人が・・・

 北村という広島県出身の奴だった。私は農学部農学科、彼は工学部建築学科。

 製図の課題提出前日には、良く邪魔をした。隣で、ビールなんか飲んで迷惑。

 「お前、悪魔みたいな奴だな」って冗談で言ってた。何かセピア色の青春よ。

 こんな下宿だから・・・

 当然、外風呂、詰まり「銭湯」。当時310円だった様な。隣には銭洗濯機。

 下宿側に一寸戻ると「東林間銀座」ってのがあった。左手に、八百&果物屋。

 仕送りの金が少なくなると、大根とバナナで飢えを凌いだ。金があると斜向。

 そこには・・・

 出来て間もない「ほっかほっか弁当」があった。一番安い、海苔弁が殆どと。

 偶に、カツ丼を食うと幸せを感じた。又、元来た道を戻り、右手に折れると、

 「貸しレコード屋」でござい。未だ「レコード」の時代。洋楽を良く借りた。

 本居・・・

 懐かしさの余り、長くなってしまった。件の北村とは、良く銭湯にも行った。

 そして、ビックリしたんだ。彼の身体。いやいや私はホモではないので御免。

 彼の皮膚に浮かんでいたもの。表が肩から中腹へ、裏が同じく肩から背中央。

 何と・・・

 「大きな痣」だった。私はピンと来た。「広島県出身」=「大きな痣」存在。

 親から遺伝した「原爆の後遺症」。彼の態度を見ると余り見られたくない様。

 確かにあれだけ大きいと気になるよ。そこには正に第二次世界大戦の傷跡が。

 だが・・・

 国によって、「原爆症」が病気として、正式に認定されたのが、ついこの間。

 今から、僅か6年前の2008年。名称が『原爆症認定制度』厚生労働省也。

 『被爆者医療分科会』が『原爆症を審査』。当然、様々な条件が付与される。

 その条件とは・・・
───────────────────────────────────
 『原爆症認定制度』
───────────────────────────────────
  主旨:原爆の放射線が原因で、病気になり、治療の必要な状態である事。
     これらを要件に、国が月約135,000円の医療特別手当を支給。
───────────────────────────────────
        ↓2008年導入、2009年改定(現行基準)
───────────────────────────────────
     ●1.放射線起因性(原爆放射線と病気の関連性)が認められる

     ●2.爆心地から、約3.5キロ以内で、被爆

     ●3.原爆投下後約100時間以内に、同約2キロ以内に、入市
───────────────────────────────────
      ★1.がん
   
      ★2.白血病

      ★3.副甲状腺機能亢進症

      ★4.心筋梗塞

      ★5.甲状腺機能低下症

      ★6.慢性肝炎・肝硬変

      ★7.放射線白内障
───────────────────────────────────
      ★以上、7疾病を、積極的に認定する。
───────────────────────────────────
      *処が、申請却下が、5年間で、1万件を超え、却下取り消しを
       求める訴訟で、国敗訴の判決が相次ぐなど、司法と行政の隔た
       りが大きな社会問題になっている。
       http://fujiwaradannchou.blog50.fc2.com/

      *過去3年間で、★4.心筋梗塞は爆心地から1.6キロ以上、
       ★6.慢性肝炎・肝硬変は同1.4キロ以上で認定された事例
       はない。
───────────────────────────────────
 今回の「新しい審査方針」では・・・
───────────────────────────────────
      ★4.心筋梗塞

      ★5.甲状腺機能低下症

      ★6.慢性肝炎・肝硬変
───────────────────────────────────
          ↓上記3疾病は次に変更(「入市被爆条件」狭まる)
───────────────────────────────────
      ×原爆投下から「翌日」(従来:約100時間以内)までに
       「約1キロ以内」(従来:約2キロ以内)に、入市

      ◎放射線起因性(原爆放射線と病気の関連性)が認められる=削除
───────────────────────────────────
      ★7.放射線白内障
───────────────────────────────────
          ↓上記疾病は次に変更(「距離条件」厳格化)
───────────────────────────────────
      ×爆心地から約1.5キロ以内(従来:約3.5キロ以内)で被爆
───────────────────────────────────
      ★1.がん
   
      ★2.白血病

      ★3.副甲状腺機能亢進症
───────────────────────────────────
          ↓上記3疾病
───────────────────────────────────
      ○「被爆条件」はそのまま

      ◎「原則的に認定する」と表現を変える。
───────────────────────────────────
      *しかし、この3疾病については、
       これまでもほぼ全員が認定されており、実態としては変わらず。
───────────────────────────────────

 厚労省の見解は・・・

 「基準を明確化したが、逆に、基準内の被爆者は出来るだけ認定する姿勢」

 だが、新しい基準に、最近、2つの訴訟で、勝訴した被爆者10人を因みに、

 当て嵌めてみると、「1人しか認定される可能性がない」と指摘されている。

 しかも・・・

 将来的に、がん、白血病、副甲状腺機能亢進症(がん疾病)を除く、認定者数

 (非がん疾病)は、現行の約400人から、約4400人に増えると、試算す。

 「入市被爆条件」狭まってるのに、10倍以上も増えるの?おかしいだろう。

 今でも・・・

 司法の判断と乖離しているのに、これ以上になったら、困るのは被爆者自身。

 現時点で被爆者の平均年齢78歳超。もう少し、放って置けば、死ぬからか。

 当事者ですら、これだから、北村みたいに遺伝じゃ、自腹だよなどう見ても。

 原爆投下後の広島、長崎では・・・

 「死より生を選ぶ」という常識さえ、通じない状況であり、その際に爆風で、
  http://www.unlimit517.co.jp/url/file/469-1.html

 意識を失い、そして、意識を取り戻したにも拘らず、絶望し、自ら死を選び、

 亡くなった人が可なりの数に上るとの事です。生きる地獄とは正にこの事と。

 著作「ヒロシマ」で・・・

 被爆者の体験を世界に伝えた米国の作家ジョン・ハーシーは、1985年に、

 広島を訪れた時にこう言ったと、「核抑止力を持っているのは被爆者なのだ」

 その上「俺の目の黒いうちは勝手なことはさせない」と。米にもいるのです。

 広島市長が・・・

 会長を務める「平和市長(首長)会議」は1982年に発足。現在158カ国、

 地域の6000近い都市が加盟。2003年に核兵器廃絶を2020年迄に、

 目指す『2020ビジョン』を策定し、世界に呼び掛ける。被爆国だから可。
 http://www.mayorsforpeace.org/jp/ecbn/objective.html

 2020年というと・・・

 後6年です。もう「核抑止力」など当てにせず、米国やロシアなどが真剣に、

 『核兵器廃絶』を達成する世の中になって欲しい。強い協力がないと出来ぬ。

 そして、廃絶する時は、同時にやらなければ、無理。日本も強いサポートを。

 今度・・・

 核戦争が起こったら、世界は、否、地球が滅亡してしまうでしょう。原発が、

 人間にコントロール出来ない事はチェルノブイリ、福島で、もう確信したと。

 同じ様に「核兵器」も人類にはコントロール出来ない。出来ない物は使わず。

 世界平和のためには・・・

 それが一番肝要でしょう。一国の国益を云々している場合じゃありませんよ。

 世界、そして、地球全体の「惑星益」を考えねば。人間が残って、地球滅ぶ。

 冗談では済まされない最悪のシナリオがそこにはある。無理では先に進まぬ。

 "原爆スラム"・・・

 昨日、映画を見ていたら、字幕にこの言葉が。初めて聞く。1970年初頭、

 もう小規模ではあったが、この地域が残っていたとの事。映画のカットにも、

 随所に現れる。何とか生きようとした。そこには重い意志が募る。必死な思。

 だからこそ・・・

 一人でも多く、一人でも長く、生きていて欲しい。為の『原爆症認定制度』。

 是非、この方達の苦労に報いて下さい。もう、訴訟という名で戦わせないで。
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 *2009年の時点で既に「原爆症認定訴訟」の審査待ちケースが7千件超。
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 心安らかにさせて上げて下さい。国は負けている理由を精査して。お願いだ。

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