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10年後に「糖尿病の合併症」が出現!
その時、貴方はどんな治療法を…



 "サイレントキラー"である糖尿病。1つの病気だけに留まらない恐ろしさを
持っている。今回は「合併症」「最前線の治療法」などをピックアップする。

【糖尿病が引き起こす恐ろしい"合併症"】

 先ずは、「糖尿病の三大合併症」から・・・

[1.糖尿病性神経障害]

 三大合併症の中でも、発症頻度が一番高い。しかも、最も早期に出現する。
 糖尿病により「高血糖」が持続する事から、神経が"変性"したり、神経に栄
 養を供給する"毛細血管の障害"で、血流が低下する事などによって起こる。

 大きくは「末梢神経障害」と「自律神経障害」に分けられる。

 ●「末梢神経障害」…末梢神経は、痛みや温度を感じる"感覚神経"と手や足
           などを動かす"運動神経"の2つがある。

          「高血糖」が持続すると、先ず、長い末梢の感覚神経(手
           や足の先)から障害が現れる。特徴的なのは、"左右対
           称"に出現する。

           第一段階としては、手や足の指先が、じんじんしたり、
           しびれや痛みを感じたり、虫が這っているような"知覚
           異常"。

           第二段階としては、"運動神経にも障害"が現れ、筋肉
           に力が入りにくくなったり、顔面神経麻痺や外眼筋(目
           を動かす神経)麻痺を生じ、物が二重に見えたりする。

           その他に「突発性難聴」なども起こる。
           
           この障害により、怪我をしたり、ストーブなどで火傷
           をしても、気付くのが遅れ、化膿して壊疽を引き起こ
           すなど、更に重大な合併症の原因になる。

 ●「自律神経障害」…自律神経は、全ての内臓(心臓、肺、胃、腸、膀胱、子
           宮…)や腺(内分泌腺、汗腺、唾液腺…)、その他に血管
           なども支配し、自分の意志とは、無関係に、生体のホ
           メオスタシス(恒常性)を維持する。

           端的に言うと、呼吸、循環、物質代謝、体温調節、消
           化、分泌、生殖など、体にとって欠くべからざる機能
           を調節。

           胃のもたれ(胃無力症)、便秘や下痢、起立性低血圧症
           による立ちくらみ、排尿障害やED(勃起不全)などの
           症状を現わす。

           低血糖が起こっても、動悸や発汗などの警告症状を示
           さないため、重症化する可能性が高くなる。

[2.糖尿病性腎症]

 腎臓は、体の中で不必要になった老廃物を含む血液を濾過して、老廃物を尿
 として排出。それと共に、きれいになった血液を体内に戻す役割を担う。

 血液を濾過しているのが、「腎臓の糸球体」。糸球体は"毛細血管の塊"で出
 来ているため、「高血糖」が長期間続くと、血管障害や膜に変化が起きて、
 濾過機能が破綻してしまう。

 腎症に陥ると、濾過機能が働かなくなり、必要な蛋白質をも、尿として、体
 外に排出してしまう。これを"尿蛋白"といい、これが大量になると、血液中
 の蛋白濃度が下がり、むくみ(浮腫)や血液上昇、老廃物の排出低下も加わり、
 「腎不全」や「尿毒症」に移行し、"透析"などが必要になってしまう。

 現実として、透析が必要な患者を調査したところ、1998年以降では「糖
 尿病性腎症」からの透析治療移行が、全体の約30%以上を占め、原因の第
 一位となっている。

[3.糖尿病性網膜症]

 現在、中途「失明」の原因第一位(全体の約20%)。網膜には、栄養を補給
 する多くの血管が走っている。「高血糖」の状態が長く続くと、この血管が
 もろくなったり、一部が、膨らみコブ(動脈瘤)を作り、出血する。

 また、小さな血管が血栓で詰まったり、詰まって、血流が途絶えた部位に、
 血液を補充するための新しい血管が出来たりする。この新生血管は、急ごし
 らえのために、脆弱で、少しの事でも、出血を起こす原因となる。これらが、
 進行した場合に、「失明」という最悪のケースを招く。

 第一段階としては「単純網膜症」と呼ばれ、毛細血管にコブ(毛細血管瘤)が
 出来たり、点状出血、斑状出血などの限局性出血、血管からしみ出した血漿
 成分の蛋白や脂質が白斑(硬性白斑)として、沈着する。

 第二段階は「前増殖網膜症」といい、毛細血管の血栓による閉塞が起こり、
 軟性白斑が生じる。新生血管、高度の静脈変形なども加わる。

 第三段階では、「増殖網膜症」となり、ガラス帯に、増殖性変化が拡大して
 しまう。脆弱な新生血管が、ガラス体内へと増殖し、ガラス帯出血や網膜剥
 離の原因となる。

 病気が進行するまでに、5〜10年の長い期間を経ることもあり、気付いた
 時には、取り返しの付かない状況(失明)になっているケースも多い。

 "三大合併症"と並び、恐ろしい病気が・・・

[脳梗塞・心筋梗塞]

 脳梗塞の約50%、心筋梗塞の約30%が、糖尿病にも罹っている。この2
 つの病気の原因は、脳や心臓に、栄養を送っている動脈が、「動脈硬化」を
 起こし、それらが塞がってしまう事である。

 糖尿病になると、動脈硬化が進行しやすくなり、動脈硬化を起こすと、血管
 の内側が凸凹になって、血栓が出来やすくなってしまう。それが、血管を塞
 ぎ、血流を止め、梗塞を引き起こす。


【専門知識が必要な"治療法"】

 ここでは、糖尿病の治療法として一般的な「運動療法」や「食事療法」は敢
えて取り上げない。医学的な「薬物療法」に絞って、説明する。しかし、薬だ
けに頼らず、当然「運動」や「食事」にも気を付けなければならない事は、先
に申し上げておく。

 先ず、抑えておかなければならない数字がある。先週もチョッと触れたが、
 
 『空腹時血糖値・126mg以上、食後血糖値・200mg以上=糖尿病』

 この数字を踏まえて、ケース別に「運動療法」や「食事療法」などを行って
も、充分な血糖コントロールが出来ない場合に、血糖値を下げるための「経口
糖尿病薬(5タイプ)」による"薬物療法"を列記する(あくまでも検討要件)。
───────────────────────────────────

★空腹時血糖値=140mg未満、食後血糖値=250mg以上

 α−グルコシダーゼ阻害薬…腸からのブドウ糖の消化吸収を遅らせて、食後
              の高血糖を抑える。服用し始めは、お腹が張り、
              ガスが出る。

★血液中の糖化ヘモグロビンが6.5%以上

 上記、α−グルコシダーゼ阻害薬の他に…

 速効型インスリン分泌促進薬…食後、短時間のみ、インスリン分泌を促し、
               血糖値を下げる。血糖コントロールが良くな
               った場合に、"低血糖"を注意する。

 少量のスルホニル尿素薬(SU薬)…膵臓を刺激して、インスリンの分泌を促
                 進。血糖コントロールが良くなった場合
                 に、"低血糖"を注意する。

★インスリンの分泌は充分。だが、筋肉や脂肪内で、効果が発揮出来ない。

 ビグナイド薬(BG薬)…肝臓での糖の産生を抑え、インスリンの働きを高め、
            更に、腸管での、ブドウ糖吸収を抑制。食欲不振に
            なる事も。

 インスリン抵抗性改善薬…インスリンの効きを良くして、血中ブドウ糖の利
             用を高めることで、血糖値を下げる。むくみが出
             る場合アリ。稀にだが、"肝障害"が出る事も。

★空腹時血糖値140〜200mg

 ・体格指数(BMI)*が25を下回る場合

  少量のスルホニル尿素薬(SU薬)

 ・体格指数(BMI)*が25以上の場合

  ビグナイド薬(BG薬)

 *BMIの詳細 http://www.kms.ac.jp/~hsc/izumi/taikei/bmi.htm

★空腹時血糖値200mg以上

  スルホニル尿素薬(SU薬)

  インスリン治療…そのものズバリ、「インスリン製剤」を患者本人が注射
          する。種類は、超速効型、速効型、混合製剤、中間型、
          持続型の5つに分けられる。

          注射器には、従来型で必要量を自分で吸引して使うシリ
          ンジ型とカートリッジ式のペン型がある。最近は、薬の
          分量を間違えにくく、使い勝手や持ち運びに便利なペン
          型が主流。

          注射部位及び方法は、上腕部、腹壁、大腿部などに「皮
          下注射」が基本。

★★★★★上記の治療法を行ったが、空腹時血糖値が140mgにならない場
     合、「複数の薬剤を併用」した方が、良いとの事だ。

**2003年に「糖尿病リスク・シミュレーション・ソフト」も開発されて
  いる。現在では、かなりの医療機関に行き渡っていると思われる。

───────────────────────────────────

 これら知識を持つ事は大切ですが、「素人療法」でネットなどから、薬を入
手して、勝手に治療をしない事。それが、却って、「合併症」を引き起こし、
糖尿病を長引かせた上、最悪の場合は『死』が待っている事を覚悟して下さい。

 あくまでも、信用の出来る「専門医」(各地区の専門医に関しては下記HPで
検索して下さい)を訪ね、医師からのインフォームド・コンセントをしっかり受
けた上で、その後の治療法などについて、きちんと話し合ってから決める事。


 **専門医等はこちらから検索下さい。 http://www.jds.or.jp/


【チョッと気になる"2つの情報"】

 最後に、糖尿病に関して、気になる情報を3つ挙げる。

1.「にがり」を摂り過ぎると、糖尿病に罹りやすくなる。

  自然塩にたくさん含まれ、最近では、ダイエットでも話題になった「にが
  り」。このにがりは、"蛋白を凝固させる作用"を有している。その作用に
  より、膵臓の細胞が硬化して、必要量のインスリンが作られないために、
  糖尿病に罹りやすくなるのだ。

  膵臓だけじゃなく、腎臓、肝臓、心臓など全ての臓器、筋肉、神経、細胞
  ・・・つまり、「蛋白質で出来た全身を硬化」させることになる。

2.合併症には「ウィスキー」が有効!?

  体内で、合併症を引き起こす物質を作り出す「アルドース還元酵素」。こ
  の酵素の活性化を抑えたのが、ウィスキー83%、ウーロン茶38%、緑
  茶6%、赤ワイン4.6%などだった。

  最も抑制作用が強かったウィスキーの中で、「熟成期間」を比較してみる
  と、30年物55.5%、20年物42%などと「熟成期間」が長ければ
  長いほど、抑制作用が強くなった。

 *ただ、学会で発表されたとは言え、調査したのが「サントリー」と「福山
  大学」。あのウィスキーで有名な会社が…。ちょっと"商業的なにおい"が
  香ってくる。


「くれぐれも、"サイレントキラー""悪魔の病気"と呼ばれ、

       現代の生活習慣病でもある"糖尿病"に、お気を付け下さい!」
 

**私達の頃は「インシュリン」と習いましたが、現在では「インスリン」が
  一般的でしたので、前号、今号と名称を統一しました。


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