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どんどん隅に追いやられる"牛乳"。
本当に悪い食品?by道産子擁護派2



 現在、チーズの9割が、輸入により、賄われているそうです。飲用が、減っ
ている分はそっちに回せば良いと思いますよね。でも、加工施設が足りない…。

   *前号の記事 → http://www.unlimit517.co.jp/ana93.htm


【牛乳"成分"からのパワー】

 人類が、牛、山羊、馬などの牛乳を飲み始めたのは、約1万年くらい前から
 だと、言われています。乳は、哺乳類(人間を含めて)が、最初に、口にする
 食物です。

 前号でも書いたように、これほど、トータルバランスに優れた栄養食品は、
 他には存在しません。乳に含まれる良質なタンパク質、脂質、カルシウムが、
 赤ちゃんという"小さなかけがえのない命"を育てるためには、不可欠です。

 以下に、その"成分"が、どんなパワーを秘めているか?書き記します。
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1.タンパク質
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  牛乳には、良質なタンパク質が、豊富に含まれる。良質と呼ばれる理由は、
  身体の中では、「合成されない必須アミノ酸を含む19種類のアミノ酸」
  が、バランス良く構成されていることから、来ています。

  ご存じの通り、タンパク質は、血、肉、骨、皮膚、髪の毛に至るまで、人
  間を構成する栄養素としては、欠かせないものです。この他にも、ホルモ
  ンの生成や免疫物質などにも、関わり、重要な働きをします。

  牛乳のタンパク質の多くは、カゼインと呼ばれるもので、これを固めたも
  のが、「チーズ」です。
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2.脂質
───────────────────────────────────
  牛乳の脂質=乳脂肪。小さな脂肪球の形で、1ミリリットル中20〜60
  億個も、細かく分散し、そのため、脂肪分解作用が有利に働き、消化吸収
  率が、"97%"にも達している。

  脂質自体は、エネルギー源として、パワーをくれます。そして、その構成
  要素は、身体の全ての細胞、ホルモン、胆汁酸などに、必要。その上、
  ビタミンA、D、Eの吸収や貯蔵、神経の働きにも、深く関わっています。
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3.糖質
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  牛乳を飲んだ時のほのかな甘みの成分は、乳糖です。牛乳の糖質のほとん
  どが、この乳糖。乳糖は、哺乳類の乳に特有のもので、幼児期の脳細胞の
  発達には、欠かせません。

  腸の働きを整えるので、便秘にも効果アリ。私が、動物薬のMRをやって
  いた頃(現在もおそらくあると思う)、豚の下痢を予防するために「乳糖を
  混ぜた飼料添加物」が販売されていた。乳糖は、腸内で分解・吸収される
  ため、腸の働きを活発にする。ゆえに、便秘と下痢両方に、効果がある。

  この他にも、カルシウムの吸収を助け、鉄の吸収を促進。重要なエネルギ
  ー源として、筋肉の収縮、体温の保持、病気への抵抗力などに、関わって
  います。
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4.カルシウム
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  牛乳は、母乳の成分に一番近いと言われます。しかし、カルシウムの量に
  関しては、母乳の約4倍くらい含まれています。

  コップ1杯の牛乳(200ミリリットル)で、カルシウムが200ミリグラ
  ムも含まれている上、タンパク質や乳糖などの働きで、吸収率が50〜
  70%と、高くなっています。ほうれん草などの野菜類が約20%、小魚
  類が約30%なので、牛乳の吸収率は、群を抜いて高くなっています。

  金額に換算すると、牛乳100円分で、牛肉200円分のタンパク質量、
  鶏肉300円分のカルシウム量を、摂取出来ます。しかも、吸収が良い。

  カルシウムは、骨や歯の形成、血液の凝固、ホルモンの分泌、免疫機能な
  どに深く関わり、筋肉の収縮や心臓の鼓動を、一定に保つという生きる上
  で、とても大切な役割を担っています。

  更に、神経の興奮を抑えるので、イライラや情緒不安定を防ぐにも、効果
  的な食物です。寝る前の一杯の牛乳(グッドナイト・ミルク)は、安眠を約
  束してくれます。不眠症に悩む貴方に、オススメです!
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5.ビタミン
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  牛乳に含まれる主なビタミン「A」と「B2」。「A」には、2つの形が
  あり、1つは、"レチノール"。これは、子どもの成長を促進し、目を健康
  にするのに、不可欠です。もう1つは、β−カロチン。これは、組織の損
  傷を保護するのを助ける特性を持っています。

  ビタミンB2は、200ミリリットル中に、約0.3ミリグラム含まれて
  います。これが、栄養分の代謝を高め、食欲増進を促し、成長を促進させ
  るという大きな役割を、果たしています。
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「先ず、考えてもらいたいのは、哺乳類の成長に"乳"が不可欠という点です」


【牛乳"健康"にするパワー】

 上記によって、牛乳の特性、その持っている素晴らしいパワーを、感じるこ
 とが、出来たと思います。この章では、具体的な事例から、牛乳が、本来持
 っている"健康"にするパワーを、読み解いて行きます。
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1.肩こり
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  神経の過度な緊張や血液循環不良が、"肩こり"の原因となっているケース
  が多い。血液の循環自体は、心臓の働きによるものですが、血液中にある
  カルシウムが低下することにより、心臓の調子がおかしくなり、神経の働
  きにも、異常をきたします。

  つまり、「カルシウム不足」が、"肩こり"の一つの要因だということです。

  [対処法] 普段から、牛乳を十分に摂る。その上で、身体を休ませ、緊張
       を解きほぐす。
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2.歯周病
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  歯を構成する要素に、カルシウムとリンから出来ているアパタイト(芸能
  人は歯が命)という結晶があります。そのため、歯を守るためには、血液
  中のカルシウム量が、一定に保たれている必要があります。

  その上で、歯周病の予防には、「細菌の感染に対する免疫力」を、アップ
  させることが、肝要です。

  [対処法] 牛乳に含まれるタンパク質、GMP(グリコ・マクロ・ペプチ
       ド)、カルシウム、リンなどは、"免疫力を高める効果"も有し
       ているので、これらにより、細菌の繁殖を抑える。
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3.不眠症
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  上記でも、オススメしましたが、ここでは、何故良いか?を説明したいと
  思います。牛乳には、脳に安眠の指令を出す"セロトニン"を作る成分が、
  含まれているからです。そのため、牛乳は「快眠の特効薬」になります。

  もし、「睡眠導入剤」を連用して、それこそ、胃や腸の細菌叢を壊し、
  不眠と共に、内臓の調子まで悪くしてしまうのでは、いつまで経っても、
  健康にはならない。
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4.更年期障害
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  閉経を挟む10年間(45〜55歳くらい)=更年期。女性ホルモンの分泌
  が、急激に減少することで、他のホルモンバランスも乱れ、自律神経の
  中枢が、影響を受けて、各機能の働きがうまく行かない。

  症状としては「不定愁訴」と呼ばれる冷や汗、のぼせ、動悸、虚脱感など
  の自覚症状を、訴えるようになる。

  [対処法] 牛乳のように、栄養バランスの良い食品を摂取した上で、運動、
       休養をうまく取り入れ、「自律神経の中枢」を活性化させる。  
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5.疲労感
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  何となくやる気が湧かないなどの疲労感の原因に1つに「カルシウム不足」
  がある。血液中にある一定量のカルシウムによって、脳、神経、筋肉、
  心臓など、人間が生きて行く上で、どうしても必要な体の働きを支えてい
  ます。この血液中のカルシウムが不足することにより、疲労感を感じるこ
  とが、多くなります。

  [対処法] 牛乳を飲むことにより、疲労回復を助けるカルシウムを摂取出
       来るだけでなく、パワーのみなもとであるビタミンB1も、
       一緒に摂れます。
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6.冷え性
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  冷え性を予防するためには、体を温めたり、全身の血液循環を良くするこ
  とが、大切です。牛乳には、体温を高めたり、血液を作る良質なタンパク
  質、血液を活性化させるミネラル、末梢神経の働きを促進するビタミンB
  群などが、豊富に含まれています。

  [対処法] 冷たい牛乳よりは、温かい牛乳の方が、効果があるようです。
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7.肌荒れ
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  牛乳に含まれるビタミンAは、皮膚の新陳代謝をスムーズにして、"肌に
  潤い"を蘇らせ、カルシウムとビタミンB2は、"肌に張りを与える"働き
  があります。
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 分かりやすく説明するために、"成分"ごとにしましたが、それぞれ上記の
 効果がありますが、「牛乳をあくまでも1つの食品」として、捉えて下さい。
 牛乳という母胎があるから、それぞれの成分が、より生きるのです。


【牛乳の"未来"を考える】

 私が、酪農王国・北海道の主生産物である「牛乳」をもっと飲んでもらうた
 めに、このコラムを書いてきて、ふと感じた疑問点や頭に浮かんだ打開策な
 どを、この章で、記してみたいと思います。
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 ●なぜ、"生乳"を廃棄しなければ、ならないのか?
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  一番最初に、頭に浮かぶのが、「加工食品」にしてしまうという事。
  チーズやバター、その他の乳製品にすれば、保存も利く。これについては、
  先にも書いたが、現在ある「加工工場」の処理能力を超えてしまっている
  とのこと。

  現在でも、加工するためのコストが、ニュージーランドの約5倍くらいも、
  かかる。"生乳"から「加工食品」の転換を考えるにしても、この"コスト
  対策"を、十分、考慮に入れなければならない。

  "生乳"を、諸外国、特に、発展途上国などに送るには、「腐らせない」
  「重量」面のコストが、かかり過ぎるとのことである。
───────────────────────────────────
 ●「超高温瞬間殺菌(UHT)処理」が、問題?
───────────────────────────────────
  前号で記した通り、日本の生乳処理のほとんどが、この方式。菌がほぼ
  全滅し、保存性、流通性などについては、問題なく、そのため、遠くまで、
  広く、流通させることが、可能になりました。

  しかも、「均質化(ホモジナイズ)」という作業により、品質や安全性も、
  一定に保たれている。これをやらないと、"クリームライン"という脂肪球
  の層が、出来てしまうからです(でも、本来は出来るのが当たり前)。

  でも・・・

  良いことばかりでは、ありません。高温で殺菌することにより「タンパク
  質」や「カルシウム」などの栄養素が、"熱変性"を起こしています。この
  結果、栄養素の総量自体は変わりませんが、変性することにより、体への
  吸収力が悪くなると、言われています。

  おそらく、飲用乳の消費は、今後、伸びないでしょう。それならば、今の
  段階で、「量」から「質」へ転換すべきです。

  つまり・・・

  手間がかからない「超高温瞬間殺菌(UHT)」から、かなり手間のかかる
  「低温保持殺菌(LTLT)」にして行くべきです。しかも、ホモ牛乳から、
  "ノンホモ牛乳"(均質化されていない)の転換も、同時に行う。

  販売量が減り、日持ちもしませんが、良質な牛乳を飲むことが出来ます。

  現在、酪農は、過渡期に来ています。牛乳にしても、加工乳製品にしても、
  「量」から「質」への転換を行わなければ、生き残れないでしょう。 
───────────────────────────────────
●「容器」が、問題なんじゃないか?
───────────────────────────────────
  1998年に、"牛乳"といわゆる"茶系飲料"と呼ばれているものが、ほぼ
  肩を並べた。嗜好の問題もあるだろう、宣伝のうまさもあるだろう、マス
  コミなどの媒体による「"牛乳"たたき」もあったようだ。

  しかし・・・

  私は思う。"牛乳"に関しては、「紙パックだけ」という容器の問題はなか
  ったのかと…。"茶系飲料"を、若者が好んで飲むのは、その容器が、
  "ペットボトル"であることと、無縁ではないと、考える。

  紙パックじゃ、持っていても、格好が付かないし、飲みにくい。現代の若
  者に対して、「格好悪い」と「面倒くさいモノ」は、まさに致命的である。

  "牛乳"は、"ペットボトル"じゃ、品質の面で、問題があるのかなぁ?
   直ぐに、細菌が繁殖してしまう?その辺は、良く分からない。

  だが・・・
 
  "ペットボトル"で、"牛乳"が登場し、コンビニの冷蔵庫に並んだら、今よ
  りも、消費量が増えるんじゃないかなぁ。若者も、白い"牛乳"が入った
  "ペットボトル"を持つことが、ステータスになるかも知れないよ。

  何れにしても、「"牛乳"は、容器がダサイ!!」  
───────────────────────────────────


 こんな中、北海道では・・・

「お茶代わりに牛乳、知り合いに、消費拡大のメール作戦など、

       "涙ぐましい努力"が展開されています。

            ホクレンが、"売る努力"を惜しんだために・・・」


 ▽"牛乳"は美味しくないとお感じの方へ 
  http://www.omoiyari.com/index.php


   **水道の蛇口ではない・・・→ http://tinyurl.com/ql5b3


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