グレーゾーンの民間交渉人〜貴方に忍び寄る悪の手

トップ プロフィール 交渉人メルマガ 無料レポート関連 医療メルマガ リンク集 お問い合わせ 特商法




お探しのものが見つかりませんか?
Googleで検索して見て下さい。


Google



WWW を検索
このサイトを検索



無料メールマガジン

「グレーゾーンの民間交渉人
〜貴方に忍び寄る悪の手」

自分を守りたい。
家族、友人を守りたい。
そんな、あなたに

メールアドレス:



Powered byまぐまぐ
何故、言われたとおりにやらない?
無責任な大人達が、幼気な少女を葬る1



 これからが夏本番。定番といえば、「プール」。その憩いの場で、悲しい事
故が起こってしまった。無責任な大人が当たり前のことをしなかったのが原因。


【"不安全"のスパイラル現象】

 その不幸な事件(事故)は・・・
───────────────────────────────────
 7月31日(月)午後1時40分頃、埼玉県ふじみ野市大井武蔵野、
 「市営ふじみ野市・大井プール」で、所沢市立小手指小学校2年の
 戸丸瑛梨香ちゃん(7)が、流水プールの吸水口に、吸い込まれた。

 瑛梨香ちゃんは、約6時間後に、約5メートル奥の給水管内から救出され、
 病院へ搬送されたが、死亡した。
───────────────────────────────────
 事件(事故)を時系列で追うと・・・
───────────────────────────────────
 ●午後1時30分頃
───────────────────────────────────
  小3男児が、「ふたが外れている」のを、水中で発見。近くの監視台にい
  た女性監視員に、ふたを渡した。
        ↓
  その女性監視員は、ふたを監視台わきに立てかけ、リーダー格の男性監視
  員に、無線で連絡。
        ↓
  別の女性監視員が、現場に向かい、客に、「吸水口に近付かないよう」
  呼び掛けた。その一方で、ふたの修理のために、事務所に戻ってしまう。
        ↓
  そして、即座に、「遊泳禁止」や「ポンプを止める」などの緊急措置を、
  取らなかった(取れなかった)。
───────────────────────────────────
 ●午後1時40分頃
───────────────────────────────────
  瑛梨香ちゃんは、潜って、同級生の女児に、近付こうとした。その時に、
  吸水口に引き寄せられ、吸い込まれた。
───────────────────────────────────
 ●午後7時40分頃
───────────────────────────────────
  約11メートル先の吸水管から、起流ポンプのプロペラに、頭を向ける格
  好で、遺体となって、発見される。吸い込まれた際に、管の曲がり角に、
  後頭部を強打したと見られ、即死状態だった。
───────────────────────────────────
 施設的な問題点は・・・
───────────────────────────────────
 (基本的な構造)
───────────────────────────────────
 吸水口は、プールの流れを作るため、深さ約1メートルの壁面の中央部にあ
 り、"ボルトで固定された"柵状のアルミ製ふた(約60センチ四方=8キロ)
 2枚で、穴を半分ずつ、ふさいでいる。

 プールは、1周約120メートル、流れは、秒速1メートルで、左回り。

 吸水口は、直径約60センチの楕円形。約50センチ奥で、直径約30セン
 チ、長さ約14メートルの吸水管に、つながっている。
───────────────────────────────────
 ●瑛梨香ちゃんが吸い込まれた吸水口のふたAは、4隅が、全て「針金で固
  定」されていた。7月15日(土)のプール開きの際、針金で、四隅を留め
  たとの証言アリ。もう一つのふたBは、4隅が、規定通り、ボルトで固定
  されていた。

 ●事故後に、点検をしたところ、ふたAの方には、プール側の壁1ヵ所に、
  針金が残っているだけだった。

 ●上記の吸水口以外の2ヵ所についても、ふた計4枚の内、3枚に、
  「全く固定されていないねじ穴」が、計5ヵ所あったことが、判明。

  1枚は、1ヵ所が、2枚は、2ヵ所ずつが、固定されていなかった。
  ふたAと同じく、針金を使って、固定したねじ穴もあった。
───────────────────────────────────
 *「流れるプール」では、吸水口に取り付けた防止柵に、細心の注意を払う
  のは、"レジャー業界"では、常識とのことである。だから、今回のように、
  ふたが外れたら、即座に、「遊泳禁止」にするのが、当然の措置らしい。

  それにも関わらず・・・

  2003(平成15)〜2004(平成16)年に、日本体育施設協会(東京)
  が、全国の国公立小中高を調査したところ、約3万校の内、排水口のふた
  をしていないと回答したのは、589校(約2%)にも上った。
───────────────────────────────────

 実は・・・

 文部科学省では、1996年以降、吸排水口のふたを、"ボルトなどで固定
する"だけでなく、パイプ部分に、「吸い込み防止金具」を取り付ける2重の
防護策をとるよう、各教育委員会に、通知していた。

 しかし・・・

 趣旨を理解していない自治体が多く、未だに、「防止金具がないプール」が
全国で432ヵ所。「ふたの固定が不十分なプール」(今回同様)は137ヵ所。
重複の可能性を考慮に入れても、安全上問題のあるプールは、500ヵ所を超
えると、推測される。

 「吸い込み防止金具が取り付けられていないケース」が、これまで、最も多
く見つかったのは、山口県で158ヵ所。続いて、岩手県の91ヵ所。

 「ふたの固定が不十分だったケース」は、山口県で22ヵ所。岐阜、福井の
両県で12ヵ所だった。どちらのケースも、山口県が、突出している。他県も
含めて、「やるべき対策をきちんとやる」という基本的な姿勢に戻って欲しい。

 大人では、大丈夫な「不完全なふた」でも、体重も、身長も、体力もない
児童では、"危ないというケース"は、枚挙に暇がない。1965(昭和40)年
以降、プールにおいて、吸水口が原因で死亡した人間は、50人以上もいる。

 
  「8月8日(火)は、"業者や行政サイドの無責任"を斬り取ります!」


     **次はどこに・・・→ http://tinyurl.com/grkff

もっと知りたい方はこちら


無料メールマガジン

「グレーゾーンの民間交渉人
〜貴方に忍び寄る悪の手」

自分を守りたい。
家族、友人を守りたい。
そんな、あなたに

メールアドレス:



Powered byまぐまぐ







トップ プロフィール 無料レポート関連 医療メルマガ リンク集 お問い合わせ 特商法

Copyright (C) Unlimit Corporation.
All Rights Reserved
.