グレーゾーンの民間交渉人〜貴方に忍び寄る悪の手

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「グレーゾーンの民間交渉人
〜貴方に忍び寄る悪の手」

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高くなる時は早く、安くする時は遅く。
これな〜んだ?答えは石油製品です



 今は、車を所有していないが、以前に、所有していた時は、常々、こう思っ
ていた。「値上げは早いが、値下げは何で遅いんだ!」と。今回もそうらしい。


【"原油価格"は沈静化したのに…】

 石油元売り最大手の新日本石油は、今現在、10月1日以降に出荷している
ガソリン、灯油などの石油製品の卸価格を、前月のまま、据え置いている。

 実は・・・

 既に、原油調達コストは、前月比1リットル当たり「4.7円の大幅下落」
となっているのにも関わらずである。

 理由は・・・

 前月までのコスト上昇累積分を、転嫁出来ないため、としている。

 「な〜んか、おかしくはないか?」

 値上げする時は、「原油価格の高騰」を理由に上げ、即座に、引き上げ、
下げる時は、「コスト上昇累積分」を盾に、値上げを拒む。非常に、消費者を
愚弄したやり方であると、私は思う。

 実際・・・

 ニューヨーク原油先物相場の標準油種WTIは、8月中旬には、70ドルを
超えていたが、今月下旬には、一時、1バレル60ドルを割る水準まで下落。

 これを受けて・・・

 同社の原油調達コストは、前月に比べ、1バレル当たり6.73ドル低下、
円安によるコスト上昇分を加えても、1リットル当たり5円近い大幅な下落と
なっているのだ。

 しかし・・・

 9月末時点での未転嫁分が、1リットル当たり5円程度あるため、卸価格へ
の反映は見送るという、とても、歯切れの悪い言い訳をしている。

 同社の津田副社長は・・・
───────────────────────────────────
 「10月の据え置きで、過去のコスト変化分は、ほぼカバー出来る。
  今後、コスト変化分以上に、転嫁することはない」

 実際の卸価格は・・・

 「企業秘密であり、開示出来ない」と、拒否している。

 *以上の背景には、昨秋から今夏にかけての急激な値上げに伴う
  「灯油、ガソリンの買い控え」も、影響していると、推測される。
───────────────────────────────────

 最大手の新日本石油の動きに対して・・・

 出光興産も、既に、同様の理由で、据え置きを発表。これに対して、コスト
減を、そのまま、卸価格に反映させるジャパンエナジーは4円、エクソンモー
ビルに、10月第一週には、前週比2〜3円程度の値下げをするなど、各社で、
対応が、まちまちである。

 化石燃料の枯渇などのエネルギー、環境問題は、確かに、現存する。だから、
それらを価格に反映させ、消費者の意識を高める。それも、一方では必要だ。

 だが・・・

 今回の問題に関しては、完全に「企業の横暴」の一言に尽きる。だって、考
えてみれば、原油価格が高騰したとしても、取引は既に、3〜4ヶ月前の価格
で、行われているはずである。

 それらを、直ぐ値上げするということは、「差額」である程度の利益がある
と言うことなのではないか?それにも関わらず、原油価格が下がったら、今度
は、価格を据え置く。これでは、全く、間尺に合わない。

 値上げの際にも、据え置きの猶予があったのならば、今回の件も、ある意味、
しょうがないだろう。しかし、片一方は、直ぐ値上げ、もう一方は、据え置き
では、商売のやり方として、おかしいと、言わざろう得ない。

 今後は・・・

 「値上げ→猶予だったら、値下げ→猶予」

 「値上げ→速攻だったら、値下げ→速攻」と、筋をちゃんと通して欲しい。


   **どんなメカニズムなのか・・・→ http://tinyurl.com/maqy4

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