グレーゾーンの民間交渉人〜貴方に忍び寄る悪の手

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「グレーゾーンの民間交渉人
〜貴方に忍び寄る悪の手」

自分を守りたい。
家族、友人を守りたい。
そんな、あなたに

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"交通マナー"・"交通法規"・"民主主義"
に関する読者の見方/考え方



 海外在住の読者Sさんから、下記のような内容のメールを頂きました。
   これは、それぞれ最初に挙げた原文に対する読者の見方/考え方です。

《原文の要約1》

『渋滞時(路面凍結含む地域事情を合わせて)に、道を譲るべきかどうか?』

 私は「時と場合」によります。先ず、前の信号が赤や黄であれば、譲ります。
前の信号が青であれば、そのまま直進します。何故なら、私の車の後ろにはど
う考えても、脇道から来た1台の車より多い台数が控えているからです。

 私の"良いマナー"により、その1台の車に道を譲る事により、結果として、
後ろにいる多くの車が立ち往生してしまうのです。民主主義のルールから言っ
ても「多数決」であれば、こういう行為は本当に良いと言えるのでしょうか?

・・・(1/18弊誌ラスト・コラムより)


【私の中では"情けは人のためならず"】

 いつも楽しく(悲しく?)読ませてもらっています。

 今回の「車の譲り合い」について、書かせてもらいます。生活環境が違いま
すので、一概に言えませんが、私個人の実験によりますと『人に親切にすると
自分も親切にして貰える』という事です。

[実験1]

 徹底的に脇から来た車には邪魔をして入れないようにしました。

 結果:自分が入ろうとした時には、中々入れてもらえませんでした。

[実験2]

 徹底的に脇から来た車には、どんどん入れるようにしました。

 結果:自分が脇から入ろうとした時には結構どんどん簡単に入れました。

 この違いにびっくりしまして、それからは人にはどんどん親切にするように
しています。Takさんもぜひだまされたと思って実験してみて下さい(こんな実
験して、私って変人ですよね。笑って下さい)。

【"民主主義"と役人の無能】

 そして、私は民主主義の多数決はあまり好きでは有りません。ドイツのユダ
ヤ人を沢山殺したのも民主主義です。だってヒットラーは選挙で選ばれたので
すから。

 おまけに、日本の選挙では棄権している人が大多数です。少数の人が選んだ
政府を大多数の人に、強要しているように見えますが、これは政治家と国民の
責任でもあります。

            「残念ですけども・・・」

 独裁制でも、"上杉鷹山"のような人が出ればと思いますが…。

 いつも読ませてもらっていて、気が重くなります。なんか今の日本は、江戸
幕府時代の幕末を思い出します(この時代が好きなので色々な本を読んでいま
す)。「役人の無能無責任」です。それに変るものが無い悲しさ。

【Takコメント1】

「民主主義」を引き合いに出しましたが、私はあくまでも「札幌の交通事情」
に即して、論じたまでです。30年以上も北海道で暮らした経験も加味して、
結果を出しました。

     「木」を見て、「森」を見ずという言葉がありますよね。

 まさに、目の前の一台に道を譲る事により、この状況が生じてしまうのです。
その行為が、そこの交通渋滞を引き起こすだけじゃなく、相乗化現象のごとく、
市内全域に広がってしまうのです(特に、冬は)。

 冬に関して言うと、脇道から出て来る車というのは、「渋滞で待っているの
が、嫌だから」脇に抜けている(90%以上)だけなのです。

 そういう車を「親切心」で、道路に招き入れる事により、上記のような「大
規模な渋滞」が引き起こされるのです。

 厳冬期は、「ツルツル路面」で道が走りにくい上、更に、イライラを募らす
「ドライバー」が増加し、悲惨な結果として、"交通事故"を起こす可能性が高
くなるのです。

 北海道は、昔から「交通事故死全国一」をかなり続けてきました。

 私も、Sさんが仰るように「親切心」は非常に大切だと思うし、本来であれ
ば、状況に応じて使い分けるべきではないと思っています。

 だが、「交通事故」で、尊い人命がたくさん失われている現実を目の前にし
ては、「木」だけを見ている訳にはいかない。という結論にならざろう得ませ
んでした(スピードの出し過ぎを死亡事故の原因にする事が多いですが、実際
は、ドライバーのイライラがそこに至らすケースもそれに引けを取らないくら
い多いのです)。

 Sさんは、余りご存じないかも知れませんが、札幌のドライバーのマナーは、
「日本全国で最低の部類」に属しています。

 例えば、前の信号が詰まっていて、自分の車が行ったら、交差する道路の交
通を遮断する事になっても、無理して行く車が、非常に多いのです。

「人のことなんか、知った事じゃない!」っていうのが、札幌人の恥ずかしい
特徴と言っても良いでしょう。

[追記]

 ある意味、Sさんみたいな意見が来る事は予想していました。当然、私も、
基本的には、Sさんの様な心構えやマナーで運転したいとは思っています。

 ただ、地域の道路環境やマナー意識などによって、臨機応変に対応しなけれ
ばならない事の方が多い気がします。北海道でも、私が住んでいる札幌と他の
地域ではやはり違いが出て来ます(一括りにされがちですが…)。

 本来「マナー」は不変なものであって欲しいというのが、理想ですが、今の
ところは『郷に入れば、郷に従え』+αが「森」を見て運転をするという事を
痛感します。


次に・・・

「民主主義」が全てにおいて、優れたシステムか?

                  というと私も大いに疑問はあります。

 しかし、「ヒットラー」に関しては、手法が"選挙"だっただけであって、色
々な事情を鑑みますと、とても「民主主義」であったとは言えないのではない
でしょうか?

 日本人に関して言えば、自分たち自身の手で掴んだ「本当の民主主義」(第二
次大戦後、アメリカの押し売り)ではないと考えています。

 ある程度の年代以上の人はそれなりに「選挙権」に関して、思い入れがある
のでしょうけど、今の若い世代(20〜30代前半)は、そんなものは少しも
ないでしょう。権利感、義務感、宗教観で選挙に行くことはあっても…。

     私は、日本は未だに「修正社会主義」だと思っています。

 教育、国民年金、国民健康保険など、様々な国に寄りかかるシステムが、そ
れらを助長しています。システムを運営する人々も、自分達の利益だけで、国
民のことなど、何も考えていません。

 私も、自虐的な考えかも知れませんが、日本人というのは本来自分達の「権
利や義務」を果たして行くよりも、自分の考えじゃない、それよりも頭の良い
考え方をする人にずっと従って、ついて行った方が良いのではないか?と。

だから、

「アメリカの一つの州」になるのも、今後の身の振り方かも知れません。

   そうなると「イラクの自衛隊派遣問題」などは、出て来ませんから。

───────────────────────────────────

《原文の要約2》

 2003年2月、大阪府門真市の交差点で青色信号を直進した自動車と赤信
号で交差点に侵入し、運転者と同乗者が死亡した事故で、青色で侵入した運転
者が、業務上過失致死罪で不起訴処分となっていた。

 しかし、死亡者遺族の検察審査会に申し立てを受け、検察は審査会の議決前
に府警と再捜査を開始し、一転して"在宅起訴"した…(1/25弊誌コラムより)。


【世界の常識、日本の非常識】

 こちらの常識では青信号の方が正しいです。赤信号を無視した歩行者は、死
んでも悲しむのは、家族友人だけです。もちろん保障も何もありません。

 こちらで、実際に有った事故ですが、歩行者(17歳くらいの高校生)が何も
無いところを、横断して轢かれて、死亡しました。

         「ドライバーはもちろん"無罪"」

 そこで、保険会社が、死亡した遺族に対して車の修理代(その歩行者を引い
た車の修理代です)を請求しました。テレビに出ていましたが、結局は、視聴
者からの「遺族が可愛そう。お願いだから、請求しないで」と言う事で、請求
を保険会社が取り下げました。

       「しかし、法理論的には"保険会社が正しい"」

 この点も日本の恥です。法律界は[前方不注意]と言うわけのわからない理由
で、正しい法を守っている人を罪に落としています。自動車が40キロで走っ
ていて、ブレーキを踏むと0メートルで止まると信じているようですね。

 こんな事をしているから、日本人には『論理的思考が出来ない』と馬鹿にさ
れるのです。

          「口惜しいですが、事実です」

 法律家が、"法律を可愛そうだから"と法律を変える。"歩行者は弱者"という
理論は、絶対に私には理解できない理論です。

 もし、歩行者がプロレスラーや相撲取りで、自動車を運転していた人が、
70歳で140センチくらいの貧乏なお婆さんだったら、おばあさんの方が弱
者だから、お婆さんが赤信号を無視して人(プロレスラー)を引いても無罪に
しないといけないともいえます。

 つまり、感情論ですからどうにでも変更可能です。これは法律では有りませ
ん。今でも、どこかで車に引かれている人がいますが、外国に出た場合は、十
分注意してください。

 そのまま、法律を適用されます。負けるのは、法律を守らない人だけです。

 世界広しと言えども(発展途上国でも、先進国でも)こんな感情論が通用する
のは、日本だけです。

 「世界の常識は、日本の非常識」

          誰が言ったのか知りませんが、その通りだと思います。

 今のような道路交通法が、出来た理由はわかりませんが、私の勝手な想像が
あります。それは、昔、車があまり無かった頃、勿論金持ちしか乗れないわけ
ですよね。

 で、その金持ちが事故を起こしたわけです。その時の裁判官が自分が車持っ
てないので口惜しいので、変な理由をつけて今のような前例を作ったのでは無
いかと思ってます。

 「そんな風に考えないと理由がわからないのですが、どうでしょうか?」


【Takコメント2】

 結果的には、撤回(遺族に対する"車の修理代"の請求)されましたが、なるほ
どそれほど、ルールを無視した者に対しては「非情」な部分もあるという事で
すね。

「自己責任」という言葉が、日本でも盛んに論じられていますが、事「道路交
通法」に関して言うと、昭和40年代(1965〜)からほとんど変わっていま
せん(修正をその都度、加える程度)。

 つまり『現状の道路環境や交通事情に、即していない』と言うことです。

 未だに、弱者=「歩行者、自転車(本来、車両の仲間)」強者=「車」とい
う単純な図式で、世界の非常識ぶりを露呈しています。

 特に、弱者(歩行者、自転車)だと思っている側が、ここぞとばかり自分のル
ール無視は棚に上げて、主張しまくる傾向が、日本では強い。

 私も、イギリスや台湾(同じ東洋の)に行った時に、感じましたが、「道路
は、ある意味"車優先"」歩く側が、自分の危険を察知し、避けるのが当たり前
という意識が、子供の頃から周知徹底(100%ではないと思うが)している
と感じました。

翻って、

 世界第二位の自動車大国の日本が、未だに「歩行者優先」という意識。

         「時代錯誤も甚だしいと考えます」

 詳細は分かりませんが、現在の日本での交通事故を調べたら、歩行者や自転
車側に、あきらかに過失があるケースが、70%はあると見ています。

 運転者のマナーももちろんですが、「歩行者や自転車の意識やマナー」を向
上させる事が、「交通事故を減少させる」一番の施策のような気がしています。

[追記]

 その他に、日本の非常識としては「死人に口なし」で、一般的に、交通事故
は生きている側の主張が認められる事が多く、死んだ側の遺族にとっては、屈
辱的な判決を受け、それが不服で、裁判沙汰になっているケースも多々見受け
られる。

 日本は、もう現状の「道路交通法」では立ち行かないところまで来ている。
早急に、抜本的な改革が必要である。その立法作業を「車社会」である北海道
の議員が提案したらどうだろうか?

 ただ、「日本の非常識」が"本当に非常識"なのかを十分に検証する作業は必
要である。何でもかんでも「グローバル・スタンダード(本当はアメリカン・
スタンダード)」を簡単に受け入れてしまった金融産業はどうなったか?

「能力主義」という事を、元々が農耕民族で争う事が苦手な日本人に取り入れ
た結果、どうなったか?(貧富の差が広がる"二極構造"を作っただけ)

 私自身は、「終身雇用制」というのは、日本人の特性を生かすには良いシス
テムだと思っています。

 実際に、アメリカなどでも採用しているところがあると聞いています。こう
いう時代になると尚更、「多少高いお金」より「安心して働ける職場」です。
労働組合も現在は、そちらへ方向転換しています。

だから、

 「良いモノはそのままに、"悪い非常識"を直す」事を旨としましょう!


**これからもどんどん「読者の声」を取り上げて、行きたいと思います。

  「それは、違うよ!」とか「俺だったら、私だったらこうだな!!」

    な〜んていった見方や考え方を、気軽に送って下さいね!
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                     nego@unlimit517.co.jp


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