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都道府県『地域生活支援センター』が必要な人達
我々労働者にとって「非常に不利な情報」。打ち明けても耐えられぬ人も存。 前回は、包み隠さず話したが、今回は隠す。私は自分で抱え切れると考える。 以前に・・・ ある警官から「この地区には性犯罪者が多いんだ。言えないけど」と聴いた。 諸外国では、既に、「性犯罪の累犯者」に対しては、GPSなどを利用して、 居場所を公開し、周辺地区に、注意を喚起している所も存在しているようだ。 その上・・・ この警官の話だと「性犯罪者+知的障害者」もかなりの数に上るようである。 私は率直に尋ねた「もし、その知的障害者が女性に性的犯罪を起こしたら?」 警官曰く「恐らく、無罪判決になるだろうね」私「それじゃ、やられ損だ!」 こういう犯罪者の中に・・・ 『累犯障害者』と呼ばれる人がいる。刑務所を出所したものの、頼る家族が、 存在せず、生活に困って、犯罪を繰り返してしまう障害者の事を指すようだ。 心の拠り所が「家族(人)」から「犯罪」になってしまっている。人<犯罪か。 この私だって・・・ もし、「累犯」したら、障害者ではないが頼る家族無し(姉とは再音信不通)。 但し、「孤独力」は強いので、何とか生き抜こう。元々は寂しがり屋だった。 それが他人を頼らない生活を継続して行く内に、「一人でいる」心地良さを。 まぁ・・・ これは私の例なので、他人は当て嵌まらない。貧乏になったのもそれを加速。 けれど、10年後とかはこの限りではないかも知れない。でも、自分自身が、 思うが儘にならない事は考えない。考えてもその通りにならず、時間の無駄。 本居・・・ 件の「累犯障害者」を、出所後に福祉施設などに橋渡しをするセンターが有。 『地域生活支援センター』と言う。国が2009年に各都道府県に設置指示。 2011年度までに、全国48ヵ所に設置された。北海道では札幌と釧路に。 支援の対象は・・・ ─────────────────────────────────── ●65歳以上のお年寄り ●身体障害者 ●知的障害者 ●精神障害者 ●出所後、住む場所がない。 ●本人が希望している。 ─────────────────────────────────── *上記6条件全てに該当する人達。 ─────────────────────────────────── ↓ ─────────────────────────────────── **刑務所などの矯正施設と保護観察所が対象者を選ぶ。 ─────────────────────────────────── ↓ ─────────────────────────────────── ***保護観察所が『地域生活支援センター』に支援を依頼。 ─────────────────────────────────── ↓ ─────────────────────────────────── ****『地域生活支援センター』は出所の半年前から対象者と面談 ─────────────────────────────────── ◎障害者手帳の取得 ◎生活保護の申請 ◎障害者支援施設や障害者グループホーム等受け入れ先の調整 ─────────────────────────────────── 北海道内では・・・ 『地域生活支援センター』開設から3年。支援対象になった障害者は90人。 内、地域で暮らしている人は65人(約72%)。再犯者は8人(約8.9%)。 だが、「問題を起こされたら」とか「地域の反発」等で受け入れ難色施設も。 実際・・・ 関西では次のような問題も。「ある施設に通う知的障害者が他人を傷つけた」 その為、被害者が2010年に、施設側を相手取り、賠償を求める民事訴訟。 今秋になって、やっと和解した様だ。この結果で施設が二の足を踏む要因に。 施設に・・・ 入っても、「人間関係をうまく築けない」障害者も多く、長続きしない事も。 一般社会だって、「人間関係」は難問題。一筋縄では行かない事の方が多い。 しかも、「人間関係」は何処に行っても付き纏って来る。これで良いはない。 例えば・・・ 極端な話、その施設に10人いて、9人が好き、1人丈嫌い。割合からだと、 圧倒的に「好き」が多いから居易い施設と思う。でも、その一人の嫌い率が、 余りに高いと長続きしない可能性も高い。好きと嫌いの比率丈では分からぬ。 その逆に・・・ 1人丈が好きで、他は嫌いでも、その1人が、何かに付け、助けてくれたら、 居心地自体は悪くないかも知れない。「人間関係」もだが、「人間感情」も、 一筋縄では行かない。詰まり、その施設に入れて見るまでは判断が付かない。 難しいねぇ・・・ 二枚腰、三枚腰の粘りで、その障害者に合う施設を探さなければ、支援困難。 最後は、ハードの「施設その物」より、ソフトの「中の人間」になるだろう。 それは、実際に会わせてみなければ、何とも言えない。何ヵ所回ってもかも。 そうして・・・ 少ない確率だが、「人」を諦め、「犯罪」に戻って行く。悲しい現実が存在。 もしかすると、現実社会(施設などの人間関係)に、自分を適合させるよりも、 「犯罪」に手を染める方が生きやすいのかも知れない。サポートの人も大変。 恐らく・・・ サポート側の人も施設も潤沢ではないだろう。その中で知的障害者の支援を。 口では簡単に語れぬ程の苦労があると思う。それだけに、幸多かれと双方に。 国はこういう面倒臭い事業は都道府県に丸投げにする。サポートは充分にね。 こんな風に・・・ 悪用されたケースもあった。こんな事があったら、世の中信じられなくなる。 http://zenteikyo.org/index.php?QBlog-20131017-1 知的障害者の一番弱い部分を利用し、自己の利益を得る。誠に、極悪非道だ。 肉親にも見放されたケースも。国だけじゃなく、肉親すら、面倒は御免なの。 こんな中で・・・ 生きて行かねばならぬ。軽々しく、この先、良い事が待っているとは言えぬ。 けれど、生きて欲しい、犯罪に手を染めずに。その方が辛くても、何とかと。 知的障害者はもちろんの事、その他の人だって、良い事ばかりじゃないけど。 良い悪いじゃなく・・・ 生きる事、それ自体に意味があるのだと。実に抽象的だが、それだけである。 だが、今日も生きる、明日も生きる、明後日も。その繰り返しが生きる意味。 だから、小さな幸せを喜んで下さい、大きな絶望にも、悲観しないで下さい。 貴方の歩みは・・・ 貴方だけのもの。それを大切にして下さい。さぁ、一歩一歩です貴方も私も。
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