グレーゾーンの民間交渉人〜貴方に忍び寄る悪の手

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「グレーゾーンの民間交渉人
〜貴方に忍び寄る悪の手」

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震災直後の「ブラックアウト」とは?


 9月6日午前3時8分。睡眠は突然、奪われる。2度の巨大な衝き上げの為。
  
 千歳は震度6弱。50余年の人生で初めて経験する巨大地震。そして、停電。

 現代生活を壊すには・・・

 「刃物は要らぬ。停電の一つもあれば良い」。真っ黒な中で痛感した本音と。

 何にも出来ないので、取り敢えず、布団に潜り込んでいた。暗いと眠られる。

 其れしか無いから。只「水」と「ガス」は大丈夫だったので、助かっていた。

 今回の胆振東部地震で・・・

 苫東厚真火力発電所が惨い被害を受けた。震源に最も近かった厚真は震度7。

 北海道では記録した事の無い強さ。この影響で、厚真火力発電所が緊急停止。

 連鎖的に広域停電になる「ブラックアウト」を引き起こし、北海道全戸真暗。

 北海道電力によると・・・

 「ブラックアウト」が起きたのは1951年の設立以来初。最近では停電も

 滅多に起らない。薄い記憶では50年位前の5〜6歳の頃、経験した様な感。

 今回の地震では発生から17分後の午前3時25分頃、発電所が破壊された。

 全3基の内・・・

 1、2号機の「ボイラー」と4号機の「タービン」が損傷し、緊急停止する。
 
 3号機は2005年に廃止。しかし、この発電所は道内最大。165万kW

 もの電力を供給していた。約56%が集中。これで影響が無い訳が無かった。

 通常は・・・

 釣り合いが取れている「電気発電量」と「使用量」の「バランス」が急激に

 崩れて、「周波数」が乱れ、この影響による機器の故障を避けるため、当時、

 稼動していた他の火力発電所も全て自動停止。全道に影響が波及。全戸停電。

 北電は・・・

 「ブラックアウト」を想定し、本店で関係部署と道内各地の火発とを結んで、

 「発生」から「復旧」に向けた訓練を年1回実施する。だが、前提が甘い様。

 「設備が故障する前に安全装置が働いて、運転停止」→設備の損傷は想定無。

 「復旧」に関しても・・・

 「数時間から1日程度を要するシナリオ」で「設備損傷による長期間想定無」

 何故、想定しなかったのか疑問に感じる点アリ。苫東厚真の1号機は運転の

 開始から38年、2号機は33年と何れも「老朽火発」の目安40年に近い。

 4号機こそ・・・

 16年と長くは無いが泊原発(3基207万kW)の全基停止後、道内の電力

 需給を賄う為にフル稼働が続いており、「劣化のスピードが速い」とされる。

 こんな中で、本当に、「ブラックアウト」を回避する方法は無かったのか?

 専門家はこう示唆する・・・
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 ●発電所が「全停止」する前に「需要」を放り捨てれば良かった。
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 ●詰まり、一部地域を「停電」させ、「電力需要」を切れば良かった。
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 ●苫東厚真発電所の停止から全道の停電に至るまで「5分程」あった。
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 ●苫東厚真発電所は道内の全需要量の約56%を賄っていたのにも拘らず、
  
  北電が事前に想定していたのは、過去の事故例を参考にした129万kW

  の停止。これでは実情に合わなく、想定自体が低過ぎた。北電が甘過ぎた。
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 ●石狩湾新港に建設中の液化天然ガス(LNG)火力発電所(来年2月運転

  予定、171万kW)が完成していれば、全停電は防げた。
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 ●北海道と本州を津軽海峡の下で結ぶ送電線「北本連系線」(60kW)は、

  現在、北海道側が停電すれば、電力を送れない仕組み。しかし、敷設中の

  新たな連系線(30万kW)が出来れば、道内が停電中でも送電が可能。
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 ●北電社長は「泊原発が3台停止している厳しい状況での地震だった」と。

  泊原発(出力計207万kW)の運転停止が大規模停電に与えた影響示唆。

  だが、東日本大地震で判明した様、原発は被害が甚大で安全対策のコスト

  も高い。原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の処分地も未決。
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 ●「電力事故」には「航空機事故」の時の様な「事故調査委員会」が存在無。

  何らかの「規制」を勧告出来る独立の組織を国が新設するべきである。
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 *但し「権威」に阿る組織では駄目。「航空の事故調」はまさに阿る組織。
  だから、33年前の「日航123便事故」の真相に迫れない。おざなりに。
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 ●試運転中の北陸電力を除き、他の大手電力会社は「LNG火発」を

  稼動済み。関西、中部、九州の各社は1970年代から導入。北電超遅い。
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 *「泊原発」に拘り過ぎたか。この震災を切欠に「泊待望論」が再燃しそう。
  其れでなくても、北電は「再稼働」に拘っているから。東日本を考察せよ。
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 ●北電は先ず、停電時でも立ち上げられる「水力発電所」を稼動させ、

  其処で発電した電力を、水が流れる力を使う水力発電より立ち上げ時に、

  電気が必要な火力発電所の再稼動に回した。こうして、他の発電所を随時、
  
  立ち上げて行き、道内の電力量が「北本連系線」を起動させる規模に

  なった後、本州から電力を送ってもらった。
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 ●苫東厚真火力発電所が停止している現在でも、ある程度の電力が賄えて

  いるのは、地震時に電気を使っていなかった老朽化した発電所などを、

  フル稼働し、自家発電機を持つ工場から電力を送ってもらっている。
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 *だが「老朽化」している事は確か。コンスタントに稼働出来るか、不安。
  けれど、此れを機会に「エネルギー問題」を再考する必要アリ。節電も。
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 他の問題としては・・・
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 同じ自治体内でも、停電から「復旧した場所」と「復旧しない場所」がある。

 私の所の電気が復旧したのは「9日22:40」。地震が発生してから67

 時間32分も掛かっている。約3日。全道でもかなり遅い地域に入ると思う。
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 *「80%は復旧」とかの情報をラジオから聞いた時に、俺は後の20%か。
  大部分は大部分なんだけど「俺の所は未だ何だよ」って。利己的な思考。
  でも「暗闇」の中では「マイナス思考」になりがち。「明かり」は大切だ。
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 どうも条件がある様・・・
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 ★再稼動した火力発電所から近い地域は早く「通電」する傾向。
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 ★同じ地域でも、病院や官公庁など「通電」が優先される施設と

  同じ配線上にあるかどうかで、住宅などの復旧の早さが異なる。
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 ★発電所から送電線を通って、電力を送る距離が長くなるほど、送電時に、

  電力量ロスが生じてしまう。其の為、効率を考えて、稼動する発電所に、

  近い地域から通電するようにしている。
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 ★発電所から送られた電力は変電所で電圧を下げ、樹木で言えば、

 「幹」の様な容量の大きい配電線から枝分かれして、各契約者の供給される。
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 ★今回の事故では、限られる電力供給量の中で、病院や交通事業者、

  通信事業者、官公庁など公共性の高い重要施設の通電を優先。
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 ★重要施設に供給されれば、「幹」に当たる配電線が同じ一般住宅や、

  企業などにも電力が供給される事になる。其の為、近接する住宅でも、

  配電線の系統が異なれば、一方だけが「復旧」する事もあり得る。
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 ★但し、「新電力との契約者」の「復旧」が後回しにされる事は無い。
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 *まぁ建前上はそうだと思う。只、論理的に考えると「一々振り分ける事」
  は出来ないよなぁ〜。そちらの方が手間が掛かるから。此れは信じても。
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 現在(9/18)も・・・

 「余震」は続いている。其れでも、出来る限り「日常生活」を継続している。

 だから「ライフライン」の有り難さが以前よりも身に沁みている。無駄駄目。

 今回の震源由来の地震特徴は「衝き上げる縦揺れ」。恐怖が突然湧き上がる。

 千歳は・・・

 震源から其れなりに距離が離れているが、この揺れの影響を受けやすい場所。

 其れが判明した。「余震」でも「震度3〜4」の回数が多い。落ち着いてよ!

 「震源様」そう祈りたい。私よりも被害を受けている人々が沢山。幸あれと。

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