「行動」「姿勢」が子供に大きな影響有

「行動」「姿勢」が子供に大きな影響有

　２月下旬は殆ど、雪らしい雪が降らなかった。珍しい。５６年で初体験だよ。

　身体的にも精神的にも楽であった。思うが侭にならぬ事だから理由は問わず。

　便利なものには・・・

　「危険(不便)」も付き纏う事が多い。その昔、ドアは手で開ける物であった。

　今は、ビル街を中心に機械が「自動」で行うドアが増えた。人間が近づくと、

　「センサー」が其れらを読み取り、「自動」でドアが開く。確かに楽である。

　けれど・・・

　もう既に充分に慣れた「自動ドア」で「ある事故」が起こっている。其れは、

　走って通り抜けようとしたり、閉まりかけたドアに手を入れたりすることで、

　起こる事故。相手はあくまでも融通の利かない機械。人間側が配慮すべきと。

　国民センターによると・・・

　２０１７年度に寄せられたケースでは、小学生の男児がマンションの玄関で、

　先に出た友人を追い掛け、閉まりかけた「自動ドア」に差し込んだところが、

　指を挟まれてしまった。そして、結果は「骨折で全治二週間」と診断された。

　大人ならともかく・・・

　子供には「不意」という行動に出てしまいがち。普段から、親の側が注意を

　与えるようにしないといけない。大人も再度、認知していて欲しいことには、

　「自動ドア」のセンサーが通行人を感知してから開くまでには「時間差」有。

　故に・・・

　「自動ドア」の前では一度立ち止まって、開くまで待ち、不用意に指や手を、

　ドアに近付けたり、触ったりしてはいけない事を、子供共々、周知徹底する。

　子供だけじゃなく、大人だって、考え事などをして、不用意にやる可能性有。

　其れと・・・

　「自動ドア」の「ガラスの美醜」にも注意して欲しい。何故なら、余りにも、

　綺麗に拭かれたガラスは、其の存在すら気が付かないケースがあるからです。

　最近のビルは「ガラスを多用」している事も多いから、尚更、注意が必要と。

　人間は・・・

　便利な物に慣れてしまうと「待つ」という行動が苦手になります。其れ等が、

　「当たり前」になってしまうからです。どうも幻想があるようですが、人は、

　歳を取ると「人間が丸くなり、穏やかになる」と思われていますが実際は逆。

　どんどん・・・

　「気が短く」なって行く方々が多い様。まぁ「偏屈」という言葉が当て嵌る。

　近頃、高齢者による「ご近所トラブル」が多いのは此れが理由だと考えます。

　誰も相手にしないから尚更「偏屈」になって行く。「孤独」が原因じゃない。

　こういう人が嫌なら・・・

　普段から少し位「待つ我慢」をするべきです。親が待てないから子も待てぬ。

　貴方は「赤信号」を平気で無視していませんか？子供はそういう姿を見ます。

　暴力でも言葉でもなく、貴方の「行動」や「姿勢」が子供に大きな影響有り。

　「ズルい」姿を・・・

　特に子供の前で見せては行けません。そういう姿を見過ぎると落ち着かなく、

　短気な子供を作ってしまいます。そして、そういう姿が「怪我」にも繋がる。

　躾や教育は暴力でも言葉でもなく、「行動」「姿勢」ですべきだと思います。

　言葉数が多いから・・・

　「コミュニケーション能力」が高いとは限りません。寧ろ、人の話を真剣に

　聞けて、理解出来る方が「コミュ力」高し。独り善がりの一方通行では誰も、

　其れ以上、話そうとはしません。「物言えば唇寒し秋の風」状態になります。

　言葉数は少なくても・・・

　「行動」「姿勢」が素晴らしい方は信頼が置けます。そして、身を助けます。