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個人情報保護法は出来た。
でも、変わらない!?"循環器・IVRの世界"



【法律は出来ても、"特別待遇"】


 "個人情報保護法"が出来て、4月から、病院の訪問を、いろいろな形で規制
する病院が出て来た。

 K市のとある病院は、「メーカーなどの訪問」はダメ。用件や聞きたいこと
があるときは、こちらから連絡する。

        「その時の会う場所は、患者の待合室」

 その他にも色々と縛りがあって、メーカーが訪問し、今までのように、CT
室(コンピュータ断層)とかカテ室に入れなくなってしまう所も出てきました。

 "患者の個人情報保護"などの観点からすれば、歓迎すべきことだと思います
(同業者からは裏切りモノと言われそう)。

 ところが、以前、俺もこのメルマガで問題を提起した循環器のインターベン
ションなどカテ屋とかペースメーカーの業者(主に地元ディーラーなど)は、特
別に、カテ室にも入って、相変わらず「医療従事者ヅラ」して入れるそうだ。

          「どうしてなんだろう???」

 カテーテルを、袋から出して、先生に渡す。ただ、それだけの問屋の人間が、
なぜ許されるのですか?

 それを・・・
 
   「許してしまう病院自体に問題があるのではないのですか??」

       「患者は全裸で、カテ室に入るのですよ!!!」

 真の個人情報保護という観点からみれば、絶対に「医療従事者じゃない医療
機器の問屋のセールス」が、その場にいること自体、大問題でしょう。

「この件に関して、"カテ屋とか医療機器ディーラーの営業の方"、

     何か言いたいことがあれば、どんどん反論してきてください!!」

───────────────────────────────────
*1.表題にある「IVR」とは…InterVentional Radiologyの略。"画像診断の
   方法"を用いて、治療を行うという意味である。

*2.カテーテル、または、カテ…体腔または膀胱・尿道・気管・食道・胃な
                どに挿入して、液体や内容の排出ないし、
                薬液等の注入を図るための管状の医療器具。
                素材はゴム・金属・プラスチックなど。
───────────────────────────────────

【拓コメント】

 "個人情報保護法"は、もちろん、医療の世界にも入ってきている。実際に、
患者の個人情報を守るということから、呼び出しの時に「名前」で告げていた
のを、「番号」などにする病院も、増えてきた。

 これには、賛否両論あるようだ。人間は、頭の中では、法律を受け止めてい
ても、感情ではなかなか受け止めることは出来ないということだ。つまり、自
分は「番号」ではない。ちゃんと「名前」があるという人間の心理的部分。

        「それも、時間が解決するのか・・・」

 上記のT氏レポートに戻ると、「カテ屋とか医療機器ディーラーの営業」の
問題というよりは、どちらかというと「病院側の対応」の問題だと思う。

 病院側が"個人情報保護法"を盾に取るのであれば、「特例」を認めないこと
だ。それを認めてしまうと、法律を忠実に施行している意味がなくなってしま
う。やるのであれば、"平等"にすることだ。

 K市のとある病院がどうかは分からないが、患者を「番号」で呼んでおいて、
患者が「全裸」になるカテ室は、部外者に平気で覗かせる。どういう基準がこ
こにはあるのだろう?「全裸」は人が一番見せたくないモノではないのか。

 医師や医療従事者の都合で、患者が犠牲を払う義務などない。しかも、見せ
る必要のないモノを、いるはずのない人間に、見せているのだ。それじゃ、医
療従事者に問うが、

  「何故に、"カテ屋とか医療機器ディーラーの営業"を特別待遇?」

 彼らがいないと困ることでもあるのか?それとも、リベートでも、受け取っ
ているの?自分が技術的に問題があるから?院長に指示を受けている?業者と
患者の裸を見て、喜んでいる?個人的に接待をされているから?

             「どうなのさ!!」

 何れにしても、患者には全く関係ないし、まして、単なる部外者に、一番大
切な「全裸」を提供する必要など、100%とない。病院側は、建前だけじゃ
なく、もう一度、本当に"個人情報保護"ということを考えて欲しい。

 T氏も、自分の営業活動にとっては、痛し痒しで、書いたとは思う。それら
を踏まえて、私が思うに、"個人情報保護法"を守るのであれば、「全メーカー、
ディーラーの訪問を規制する」または「時間を決めて、会ったら、どうか?」。

 でも、CT室やカテ室など、"個人情報"の最前線には、一切、部外者の立ち
入りは、厳禁にする(当たり前のことだと思うが)。

 "カテ屋とか医療機器ディーラーの営業"が、ずっとその会社にいるとは限ら
ない。もし、その会社から離れた時、本当に、個人的な患者の情報(全裸を含め
て)を漏洩する可能性は、充分にある。それをネタに強請るなんて事も…。


 「法律に余り縛られることなく、患者のためを思って、守って下さい」


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