毒舌!医療と生物をやさしく読み解く入門

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1.読者Hさんより、メール(クチコミ)を頂きました。


【解せない事が多すぎる・・・1】

 Hと申します。メルマガは「このままの長さ」で、続けて下さい。

 私が、このメルマガを選んだのは、今から、5年前に母が癌で亡くなった時
に、入院していたH病院の対応に、不信感を抱いて、今に至っていることが、
心の中にあるからです。

 一つ、はっきり分かったことは、"強すぎる痛み止めの薬"を平気で処方し、
精神障害を起こさせ、「弱い薬に代えてくれ」と頼んでも聞いてくれませんで
した。

 その結果、同室の人は、全員、危険だったにも関わらず、「その薬を飲まさ
れ続け」という異常なことが、平気で続けられました。

  「現場の医者まで、"金儲け"しか考えていないと、本気で思いました」

 メルマガは、今後もこのスタイルで、行って下さい。

                 以上、その薬、今でも持っています。
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 メルマガで、取り上げてもらってかまいません。

   「死んだ母親も望んでいる」と思います。 

    「その問題の薬は、*"MSコンチン錠"だったと思います」

 薬があるのに、何で曖昧かと言えば、実は「私は視力がない」のです。いわ
ゆる"先天盲"です。

 お察しの通り、説明など、ろくになく、特に、本人には、一切、癌は知らさ
れず、長男にだけ、こっそり知らせたため、悪用されて、悲惨でした。

 そんな訳で、私は、今、Tにいますが、背水の陣です。

      「最後に、H病院は、I県H市にある公立病院です」

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*"MSコンチン錠"…成分は、硫酸モルヒネ。持続性癌疼痛治療剤。つまり、
          各種癌の連続する痛みを緩和する経口薬です。
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【詳細な経緯】上記メールを頂いた後、"経緯"を教えていただきました。
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 1999年の初めに、母親が「血尿が出た」というので、同居していた私が、
説得して、病院に行ってもらいました。

 しばらくして、医者が既に、別居している長男に、説明したようで、「腎臓
が悪いので、手術しないとだめだ」と言って、腎臓を摘出したようです。

   「この時の説得が、"うそっぽかった"のを、よく覚えています」

 手術は、3月頃にやったと思うのですが、親が入院と同時に、長男と次男と
その嫁さんたちが、母親の部屋の荷物を、ものすごい勢いで、片付け始めたの
です。 

      「ちょうど"渡る世間…"の最終回みたいに・・・」

                この辺りで、声を上げるべきでしたね。

 そして、一時退院して来ましたが、秋頃から、また、入院しました。この時
は、何で入ったのか、私自身、あまり、見舞いに行かなかったので、詳細な事
情は、分かりません。

 そんな中、12月の初めに、突然、親が家に、帰ってきました。

「病院にいても、治らないから、帰ってきた。夜になると寝られない。横にな
 っておられず、歩き回るしかない。疲れていて、眠りたいんだけど、何故か、
 寝るとヘンだ」

             と言うのです。 

 1ヶ月ぐらい前から、「ずっとそういう状態なのだ」と訴えるのです。そこ
で、初めて、おかしいと思いました。

      「何か、"強すぎる薬があるに違いない"と思いました」

 そこで、懸命に説得して、今、飲んでいる薬を全部やめて、一つずつ飲んで
行って見つけようとしたのですが、なかなか言うことを聞いてくれません。

 それで、飲んでいる薬を、K市の以前良く行っていた薬局に見せたところ、

「お母さんは、そんなに痛がりますか?この薬は、滅多に、出しませんよ。
 のたうち回るような患者さんに、出すんですよ!!」

                         と説明を受けました。 

それで、私が・・・

   「そんなに痛がりません。*"ボルタレン"で、止まりますけど」

                と言うと、とても不思議がっていました。

 一方、親は、H病院に行って、医者に相談したら、「睡眠薬を処方された」
との事。しかも、2錠も…。ひどいもんです。

 その夜は、懸命に説得し、今晩だけは、「全部、薬は飲まないで」と言いま
した。しかし、朝に服用した薬が効いていたのか、母親は、やはり、眠ること
が出来ませんでした。

 それで、翌日に賭けました。

 翌日、「だいぶ楽になった」というので、"薬を飲まないともっとひどくなる
かもしれない"と心配する親を、何とか説得しました。

 それでも、"先生の指示だから"と「睡眠薬は飲みたい」と言うので、1錠を
4つに割って飲むということで、妥協しました。

 そしたら、夜の9時頃から、途中、2階のトイレをはさんで、翌日の昼まで、
寝ていました。この時ばかりは、うれしかったです。

 その後、年が開けてから、呼吸が苦しいと言っていましたが、一月中旬の朝
に、とても、苦しそうだったので、救急車で病院に行ったら、「肺水腫」との
ことで、その水がとれないと言うようなことだったと聞いています。

 直接の死因は、そのあたりだと思います。呼吸が苦しいと言いながら、酸素マ
スクを付けたまま、2000年の2月24日に、亡くなりました。

 後で、聞いたところでは、"肝臓にも癌があった"みたいですが、今ひとつ分
からないのは、「腎臓ははたして癌かどうか?」と言うことです。

 何故かというと、H病院の泌尿器科の先生は、"やたらと切る先生"だと、後
で、噂で聞いたからです。
 
 "肝臓は癌"だと思います。理由はかなり前から、「その辺りがおかしい」と
親が言っていましたから・・・。

 その最後に、入院していた時、医者や看護婦さんが、「問題の薬を飲め」と
言いに来たそうです。

 私が・・・

    「"絶対に飲むな"と言ったのは、言うまでもありません」

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*"ボルタレン"…成分は、ジクロフェナクナトリウム。鎮痛・抗炎症剤。錠剤、
        カプセル、軟膏、坐薬、テープなどの形態があります。
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