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「最悪の事態も考えなければならぬかも…」
鳥インフルエンザのヒト感染



 国民を不安の恐怖に陥れた"鳥インフルエンザ"。あれは今年の2月だった。

  だが、農場閉鎖で"事"は済んでいなかった。元従業員の体内には・・・。


*詳細が分からない方は下記コラムを読んでからお入り下さい。
           ↓
[関連コラム→]1.http://www.unlimit517.co.jp/medi64.htm
       2.http://www.unlimit517.co.jp/medi67.htm

【"H5N1"の抗体を検出】

 見出しの意味が以前読んでいただいた人は、理解してもらえると思う。分か
らない方は、ちょっと面倒だが、[関連コラム2]を読んで下さい。

 ところで、年の初めだったので、

     「皆さん、上記の詳細を覚えておられるだろうか?」

 今年2月に、京都丹波町の浅田農場から、高病原性鳥インフルエンザ(法定
届け出伝染病)によって、鶏が大量死した事件。当初、浅田社長はこの事をき
っぱり否定していた。保健所に届け出もせず、この自己保身に走った行動が今
頃、まずい現実を示すことになった。

 その現実とは・・・

 12月17日、防疫対策に当たった対策関係者(家畜保健衛生所職員)1人と
元農場従業員4人、計5人の血清から高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)
のウィルスに対する抗体が検出された事が、厚労省の調べで分かったのだ。

 12月22日、厚労省は上記5人の内、元農場従業員の1人の感染を断定。
残り4人も可能性が濃厚であるとした。日本国内で「感染の断定」は初。

 この様な農場の「殺処分」「消毒」に当たっては次の準備が必要。

1.インフルエンザ治療薬のリン酸オセルタミビル(商品名タミフル)の服用

2.フード付防疫服とゴーグル

3.ゴム手袋と高性能マスク

 家保職員(普通、全て守るのが当たり前な)は、調査によると「タミフルの服
用」と「高性能マスク(普通のマスクだったらしい)の着用」を怠ったとの事だ。
元農場従業員は、浅田社長の策略により、当初は「鳥インフルエンザ」じゃな
かったのだから、当然、ごく普通の作業衣・態勢で事に当たっていた。

 5人を「鳥インフルエンザ」に感染させたのは、法的義務を怠った"浅田の
せい"だと言っても過言ではないだろう。これで、もし、ウィルスが多くの人々
に伝播させる事になったら、「世界を滅亡させた大悪党」という事にもなりか
ねない。

 厚労省は「エイズや肝炎と違い、鳥インフルエンザは持続感染せず、今後も
発症せず、他に感染させる可能性もない」としている。ある大学教授は「抗体
が出来たという事は、身体の免疫力がウィルスに勝ったということ。鶏に高病
原性でも、人に高病原性ではないことが分かり、却って良かったかも」などと
脳天気な事を言っている。

     「これらの言葉を、本当に信じて良いのだろうか?」

【アジアを中心に感染拡大か?】

「鳥インフルエンザ」は人同様、ウィルス表面にあるタンパク質の抗原タイプ
の違いで、H5N1型、H7N7型、H9N2型(未確認)などに分類される。

 アジアで流行しているのは「H5N1型」で、昨年末以降、韓国、ベトナム、
タイ、日本、中国などで鶏などへの感染が相次いで見つかっている。

 このうち・・・

 "人への感染"は、世界保健機関(WHO)によると、タイとベトナムで計44例
(今回の日本の例を入れると45)あり、うち32人が死亡している。今のとこ
ろ、このウィルスの人から人への感染は確認されていないが、ウィルスが突然
変異を起こし、人への強い感染力を持つと、

    「"新型インフルエンザ"として、大流行する可能性がある」

 現に、タイでは、母子が亡くなっているが、子供は自宅で、鶏を飼っていた
のでそこから感染したらしいが、その頃、出稼ぎで遠く離れていて、鶏にも接
触がなかった母親が、「何故感染したのか?」は今のところ分かっていない。

「H7N7型」に関して言えば、昨年、"オランダの鶏"で大流行。その時、感
染した獣医師が一人死亡している。その後の調査で、感染者数は確認数の10
倍を超し、少なくとも1,000名と報告された。

「H7N7型」は、アジアで広がる「H5N1型」に比べ、病原性は弱いが、
今回の報告は、従来の想定より『人に感染しやすかった』事を示している。

 また、感染鶏に直接接触した養鶏場作業員500人の約半数から、H7型に
感染した事を示す抗体を検出。その上、感染した作業員の家族59%からも同
じ抗体を見つけた。

 すなわち、

  「"人から人への感染"が高率で起こる可能性がある事を現わしている」

【未来へ繋がるか"鶏ゲノム"解読】

 東海大、中国、欧米などの国際研究チームが、
              
               12月9日付・英科学誌ネイチャーに発表。

 その内容は・・・

 鳥類では初めて、「鶏のゲノム(全遺伝情報)」がほぼ解読された結果、人や
マウスなど既にゲノムが解読されている脊椎動物と比べて、「構成に無駄が少
ない」が分かったのである。

[鶏のDNA] 

              鶏         ヒト  

*塩基配列       約10億個      約30億個

*"偽遺伝子"の割合    約15%       約50%


 この内、塩基の一部で、タンパク質を作る暗号である遺伝子は{2万数千個}
この数は、ヒト、ラット、マウス、ハエなども同じくらいなのである。

 上記"偽遺伝子"とは、体の設計に無関係と見られる「塩基の反復」や「タン
パク質を作らない」遺伝子のこと。この遺伝子の割合が低いほど、「無駄が少
ない」と言える。

 鶏における「無駄の少なさ」は飛ぶ事に関連するという見方もある(しかし、
鶏は余り飛ばないと思うのだが…)。

 このゲノム解読が・・・

 実は、およそ3億1000年前、ヒトと鳥の共通の祖先がいた。この事実か
ら、研究者達は「ヒトと鳥の両方に現在でも見られる遺伝子」は重要だと考え
ている。

 だから、「鶏ゲノム」は、"ヒトゲノムの機能的要素"や"ヒトに特有の進化
の過程"を解明する上で非常に有益。更に、他の種を注意深く選択して、ゲノ
ムを解析すれば、非常に役立つ情報が得られる。

【"疫学的な研究"の促進】

    すなわち「"鳥インフルエンザ"のワクチン研究・開発」である。

「鶏ゲノム」の全塩基配列を研究に利用出来るようにする事で、"鶏の免疫シ
ステム"をより詳細に理解し、その上で「鳥インフルエンザ」に対するワクチ
ン選別・開発を促進させる事が可能である。

 そうしないと・・・

 世界保健機関(WHO)によると、もし、この「鳥インフルエンザ」が猛威を振
るったら、数十億人が感染し、1億人が死亡するケースも考えられるという。
だから、厚労省やある大学教授の言う事を、鵜呑みにすることは出来ないので
ある。

 あまり恐れおののくのも何だが、さりとて・・・

 「"今そこにある危機" いつ『突然変異』するかは、誰にも分からない」

 そんな中で、
 
【京都府の発表→】http://www.pref.kyoto.jp/toriinf/


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