毒舌!医療と生物をやさしく読み解く入門

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生きとし生けるものの宿命


 もう、ガミガミ言うのは止めた。穏やかに説得に努め様。恐怖で支配は駄目。

 そうすると、不思議な事に相手も歩み寄る。頑なな気持ちがお互いを避ける。

 決め付けも駄目・・・

 俺も苦しんでいたなぁ〜。痛みも我慢出来ないけど、「痒み」も我慢出来ぬ。

 今でも、完治した訳じゃないけど、若い頃より、状況は格段に良くなったよ。

 幼い頃から「アレルギー体質」って、言われ続けていた。親を恨んだ事も有。

 全世界で・・・

 俺よりも、もっと症状が酷くて、苦悩している人も多いだろう。現代病だよ。

 『アトピー』は。だから、これ迄は、皮膚の炎症を起こす原因として「ダニ」

 「埃」「ストレス」等が候補に上がっていたんだよね。今回のはチト異なる。

 慶応大等のチームが、米科学誌に発表・・・
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 遺伝子操作 → 「特定の酵素」が皮膚で働かない様に
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                ↓
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   乾燥肌を特徴とする「アトピー皮膚炎」を再現したマウスを育成
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   *正常なマウスの皮膚には「数万種類の細菌」が存在
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                ↓ 今回育成したマウスの皮膚
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  生後4週間から、常在菌の「黄色ブドウ球菌」が大量に検出され始める
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                ↓ 最終的には
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  「黄色ブドウ球菌」と、もう1種類の「常在菌」が大半を占める様に
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                ↓ この皮膚炎のマウスに
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      「黄色ブドウ球菌」等に効く"抗生物質"を飲ませる
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                ↓
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    皮膚の細菌は、正常なマウスと同じ様に多様化し、炎症が治まる
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                ↓ このマウスに様々な細菌を接種
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      「黄色ブドウ球菌」が、最も強い皮膚の炎症を起こす

      もう1種類の菌は、「喘息」「食物アレルギー」を促進
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 故に・・・
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  人間の皮膚も、腸内細菌の様に、「常在菌」がバランスを保っている
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                ↓
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   このバランスが崩れて、「皮膚の炎症」が起こっている可能性アリ
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 但し・・・

 今回の治療の手法は、安易に「黄色ブドウ球菌」に効く「抗生物質」使用と。

 確かに、「抗生物質」は即効性アリ。しかし、長期連用は危険。皮膚以外で、
 http://www.unlimit517.co.jp/ana181.htm

 例えば、「腸内細菌」等に悪影響を与えてしまう。内臓が弱れば、効果も減。

 この発見は・・・

 初めてで、実に画期的だと思われるが、この先の「新たな治療法の開発」が、

 困難であると、推測される。恐らく、こういう結果になっても、何処かでは、

 「ダニ」「埃」「ストレス」等が、微妙に関係していると、考えられるから。

 苦しんで来た・・・

 私が思うに、それ程「アトピー皮膚炎」の原因は単純ではない。だからこそ、

 世界中で、長年に渡り、苦しんでいる人達が多いのである。今回の研究には、

 敬意を表する。だが、「スタート地点」に立ったとしか言えない。長い道程。

 こうして・・・

 画期的な研究だと、考えられた物が、次から次に誕生し、結局は芽が出ずに、

 藻屑となって、消え去る例も多々ある。今回の発見が「実用化」迄、進んで

 欲しいのは山々。でも、悲観的に考えると、物事はそう単純ではない様な気。

 そういう考えが・・・

 実は「アトピー皮膚炎」を生んでいるのかも。もっと楽観的に生きるべきか。

 現代の思考が生み出した産物=「アトピー皮膚炎」という図式。的外れかな。

 近からずも遠からずか。科学は其の複雑さを解明出来るのか。多種多様原因。

 まぁ・・・

 それでも、科学は進化する。希望を持つ、期待程ではなかった。次の段階に。

 繰り返しの中で、物事は進む。一喜一憂。それでも、絶望しない。気構えを。

 「絶望は愚か者の結論なり」と語った御仁もいた。一歩一退。儘ならぬ事と。

 けれど・・・

 諦めない。この世に生を受けた限り。生老病死。生きとし生けるものの宿命。

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