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動物はやっぱり「動物用医薬品」を使っている?
〜いえいえ「8割方は人体薬」使用。
小動物病院の現状



 先週の記事で読者のEさんよりメールを頂きました。

「本当に、小動物(ペット)病院では"人体薬[人に使う薬]"を使っているのか?」

 このご質問に対し、Eさんには以下のように回答しました。読者の皆様の中
にも疑問に思った方がいらっしゃるかもしれないので再度取り上げたいと考え
ました(加筆部分あり)。

[先週の記事]http://www.unlimit517.co.jp/ana26.htm

【動物薬MRの経験から】

 私は以前「獣医さん(小動物も大動物も)や大動物を診療している共済組合」
などに薬を卸していたMR(その頃はプロパー)でした。

 下記文章はその時に多くの獣医さんに聞いた話や実際に自分が体験した事が
ベースになっています。

 その時の経験から言うと・・・

*国内ではっきりと「動物用医薬品」の表示があるのは、ほとんどが大動物[生
 産動物]用(牛・豚・鶏など)です。注射薬、抗菌剤、胃腸薬、ビタミン剤、
 麻酔薬、鎮痛剤、駆虫薬、ワクチン、消毒薬・・・。

*競走馬は、経済動物ではなく、ある意味「高額を稼ぐ大切なもの」なので駆
 虫薬以外はほとんどが「人体薬」、それも人でもなかなか使わないような高
 額な抗生物質などを体重が重いのでかなりの量、使用します(特に3〜4月の
 お産の時期)。

*小動物(犬、猫)で動物用なのは『ワクチン』『胃腸薬』『駆虫薬』などそ
 んなに多くの種類はありません。麻酔薬や鎮痛剤で動物用は、ほんの数種類
 しかありません(慎重を期する小動物病院の先生は"動物用"を使いません)。

*「麻酔薬」もほとんどが"人体薬"です。中には動物用もありますが、あくま
 でも「大動物用」に作られています(力価を高く、量を多く、単価を安く上
 げるために)。

*何故、国内メーカーが「小動物用医薬品」を作らないのか?

 1.体重(イヌ、ネコなど)が少ないため、使う量が少ない。
 2.そのため、製造コストがかかる割にはあまり薬が売れない。
 3.メーカーとしては上記のような理由で製造するメリットがほとんどあり
   ません。

*実際には「大動物用医薬品」も割に合わなくなってきたために国内最大手だ
 った"武田薬品"の撤退が決定しています。

  『現在でも上記のような状況は、ほとんど変わっていないようです』

【ネコの飼い主に不安を与える?】

>ただ、ネコの場合は、イヌに比べて、感受性が高く、忌避作用(アナフィラキ
>シーなどのショック症状を含めて)を示す薬剤も多く、イヌ以上に薬剤選択、
>投与量、麻酔の方法などをきちんと把握、熟知しておかなければなりません。

この記述が・・・

      「ネコの飼い主の不安が大きくなるのではないか?」
 ─────────────────────────────────
 これも私が現場で実際に犬や猫を診ている何十人もの獣医さんに聞いた話で
す。ほとんどの先生が「犬より猫の方がずっと気を遣う」と仰っていました。
     (犬でも種類によっては、かなり気を遣うのも事実です)

 だから、猫の飼い主に不安を与えると言うよりも「猫はデリケートな動物な
んだ」と飼い主に改めて認識して欲しいという意味からこの記述になりました。
 ─────────────────────────────────

【獣医師に対して】

 また、先週号の・・・

       「獣医師はこの分野の勉強をもっとすべし!」
 ─────────────────────────────────
 意味は表題にもある通り「鎮痛薬や麻酔薬の知識や使い方の技術」をもっと
勉強して欲しいという事です。

 現場の先生はこれらがとても"デリケートな問題"だと認識している人も少数
ですが存在し、その方々は実際に使う薬剤が「人体薬」なので人の医者に教え
てもらっているという事実もあるみたいです。
 ─────────────────────────────────


*** Eさん、メール有り難う御座いました。***

 読者の皆様、もし「疑問」等ありましたら、何なりとメールを下さい。
                          ↓ 
                      iryo@unlimit517.co.jp


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